本日の犠牲者様はこちらです

まさか昨日より長い4時間ゲームを見ることになるとは思いもよらず、風は穏やかで肌がベタベタになることもなく負けもしませんでしたが、しかし本前の粘投に打線の援護が足りずリリーフが追い付かれて、金太郎飴は見飽きました、もちっと何とかして欲しいです。
こちらもピンチがありましたから勝てる試合だったとは言いませんが勝たなければならない試合でした、楽天の首位快走をきっちりアシストです。
本前はストライクで入るよりツーボールになった方が多かったのではないかと思うぐらいに組み立てに苦労していましたが四球で崩れることなく、スライダーとカットボールか抜いたボールでタイミングをずらして芯を外しての6回3安打1失点は堂々たるピッチングでした。
惜しむらくはそのボール球が多かったため球数が増えて七回を任せてもらえなかったことで、その七回に追い付かれただけに悔いが残るでしょう。
昨季から被弾の多さが課題で今季の3失点はソロ3本というのが何とも言えませんが、浅村のそれはまさか入るとは思えないただのライトフライに見えましたしタイムリーを許さないのはアドバンテージでもあり、またチャンスはすぐにもらえるでしょう、次こそヒーローのたすきをかけてもらいたいものです。

廣畑はきつい

痛恨の同点弾を浴びた廣畑は先頭を歩かせて次の打者に初球を運ばれるという分かりやすさ、イニング途中での交代でしたのでさすがに浦和行きでしょう。
ピンチをチャンスと考えるその姿勢は買っていますし期待の即戦力ルーキーでプレシーズンで結果を残しましたので抜擢はよいですが、そのプレシーズンも防御率2.35ながらも7回2/3で8安打4四球でしたからほとんどピシャリと抑えたことはなく、それは開幕後も同じです。
140キロ台半ばのストレートを軽々と持っていかれたのは外国人選手のパワーと言ってしまえばそれまでですが、気になって仕方がない仰け反ったフォームでボールに力が乗り切っていないのではないかと、そんなことを思ってしまいます。
勝利の方程式の崩壊によりそこそこ大事なところでの登板は7回1/3で14安打5四死球の防御率8.59であれば浦和でやり直しを、今日に八木も復帰しました。
プロ初勝利が転がり込むかと期待していたであろう小沼はピンチを切り抜けてのものですから、棚ぼたではなく次はきっちり抑えて白星を掴み取りましょう。

いつまで我慢

きっかけになるか、と思わせるヒットを放ちながらもそれが続かず、マーティンの調子が一向に上がってきません。
当てにいかずに振っていますからそのうちに当たるのではないかと思いつつも、不調になったら長いにしてもとにかく長い、困りものです。
エチェバリアもたまに芯を捉えても野手の正面という巡りの悪さがあって、キューバ勢の不振が打線の貧弱さに拍車をかけています。
エチェバリアはともかくマーティンは打線の核ですので故障でもしない限りは我慢をし続けるのか、もちっと打席をこなす和田も見てみたくはあり、そしてその和田のツーベースから中村奨に送らせてのチャンスにサヨナラを決められなかったのが哀しすぎました。
そもそも三番打者にバントは賛成できませんし岸から上手くレフトスタンドに持っていった中村奨の本心はいかに、一死三塁になればレアードは歩かされても勝負強い佐藤都なら決めてくれるだろう、とのベンチの思惑だったのでしょうが、捕らぬ狸は常に狩れるわけではありません。
その佐藤都は前進守備の網を破れず四打席でなんぼの菅野は代打で初球を簡単に打ち上げて、それでも各々の使い方に思うところはあれベンチに松川と福田光を残すのみの総動員での結果ですから実力どおりだったのでしょう、次の犠牲者は誰になるのか、戦々恐々です。

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千葉ロッテ 0 0 3 0 0 0 0 0 0 0 0 0 3 7 0

◆4月27日(水) 千葉ロッテ−楽天4回戦(楽天2勝1敗1分、18時、ZOZOマリン、13,258人)

▽本塁打 浅村4号(本前)、中村奨1号(岸)、マルモレホス3号(廣畑)

▽バッテリー
千葉ロッテ 本前、廣畑、中村稔、小野、ゲレーロ、田中靖、小沼、東條—佐藤都、柿沼
楽天 岸、安樂、宋家豪、ブセニッツ、津留崎、西口、松井裕—炭谷

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