何も見たくない

ここまで23回で11被安打だった石川が4回1/3で同じ11安打を浴びて6失点、5回を投げきれず今季に始めて先発が試合を作れませんでした。
立ち上がりから抜けたかと思えば微妙なジャッジにしかめっ面は主審への不満か自らの不甲斐なさか、何も見たくない、といった感じです。
乱れ打ちをされはしましたが捉えられたヒットは実はそれほどでもなくコースヒットだったり詰まった打球が外野の前に落ちたり、しかし逆に言えば押し込むだけの球威、キレが無かったのでしょう、結果的にはお休みが必要なのは小島ではなく石川だったのかもしれません。

大炎上

二番手以降も小沼が石川の残した走者をきっちりと返してしまい、小野は被弾、廣畑は打者一巡の猛攻を食らって、野手も何も見たくなかったでしょう。
こうなってしまったらもう止まらずミスも出て、考えようによっては膿を出したと、先発陣は失敗できない緊張が続いていたでしょうからこれで妙な力が入らずに自然体で投げられればよし、明日の佐々木朗は完全試合の次ですからそこに向けてのプレゼントとでも思うことにします。
中村稔がピシャリではありませんでしたが形として2回零封と最後に材料がありましたので、いいじゃないの、たまにはこういうこともあります。

山口がマルチ

一方でしっかり目が開けている山口はいずれもどん詰まりでしたが今季初のマルチで分母が小さいだけにあっという間に.273まで上げて、視界良好です。
佐藤都のバットが湿ってきたこともあってかファーストでのスタメンを奪い取って、おそらくは明日もスタメンに名を連ねるのでしょう。
しかし打線としては伊藤を攻めきれず、初回こそレアードが先制点を叩き出すも三回は藤原がまたバントをミスってチャンスを活かせず、ファールで粘って球数を投げさせた打者と淡泊な打者とが顕著で、そこそこ塁を賑わすも線として機能しませんでした。
それでも捕手を代えただけで八回までは準9人野球で結局は井口監督は変わらなさそう、九回の代打攻勢も中村奨だけはそのままで最後の打者とは笑えます。
意地でも和田には打席を与えないつもりなのか、藤岡が出てこないのは出さないのではなく出られないのか、明日はどうなる、どうする、げんなりです。

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◆4月16日(土) 千葉ロッテ−日本ハム3回戦(日本ハム2勝1敗、14時、ZOZOマリン、22,230人)
▽勝 伊藤 4試合1勝2敗
▽敗 石川 4試合2勝1敗
▽本塁打 アルカンタラ3号(小野)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、小沼、小野、廣畑、中村稔—松川、佐藤都
日本ハム 伊藤、吉田、宮西、西村、上原—郡、宇佐見

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