オープン戦が始まったと思ったらまた練習試合、KBOのハンファとの対戦です。
小雨交じりで風が強く選手たちもしんどかったでしょうがスタンドのファンも寒くて大変そう、今春は天候に恵まれません。
しかしそんなことは言っていられない現時点での控えクラスが名を連ねたオーダーは和田、池田、中村奨、山本、愛斗、石垣、茶谷、植田、宮崎はあれ、中村奨がいる、そういう立場になったのか逆に引っ張り上げるための材料探しで打席を与えているのかは神のみぞ知る、金子参謀のみぞ知るです。
ガツン、ガツン
試合は山本、茶谷のツーランで勝ちました。
山本はグランドスラムの興奮冷めやらぬうちに再び豪快な一発を、バックスクリーン直撃です。
風の影響があったにしてもあそこまで飛ぶってやっぱ魅力的で、変化球に対する脆さはあっても使い続ければ二桁アーチとかいけるんじゃないかとの期待が高まる、しかし我慢ができないのが現状の布陣で長打で目立つか率の安定感を示すか悩ましくあります。
腰砕けになりながら変化球を上手く拾った茶谷は懐かしい茶ゴジラと呼びたくなる左中間へのホームランを、さりげなくコーナーを見極めて四球を選ぶ平沢化もあって派手だったり地味だったり、一方でエンドランを空振ったり土のグラウンドで思わぬバウンドだったにしてもトンネルをしたり収支が黒かは微妙です。
ところで茶谷ってあんなに腕が横から出ていましたっけ、もっとぐいっと伸びてくるスローイングの印象とは違ってちょっと気になりました。
その他は
得点はそのイニングだけ、満塁のチャンスは逃しましたが矢崎とか大貫とか一人を痛めつけるのはこれまでどおりです。
NPBで実績のあるポンセには詰まった当たり損ねみたいな打球ばかりで、炎上した61は育成上がりですし57も111も26も62も主力って感じでは無さそうな、そう考えるともっと点が取れたようで取れなかったのが納得だったりもして、こちらも相手から見れば一軍半でしょう。
そんな中で実質は1本かなと思いつつ結果が欲しい和田が3安打猛打賞に石垣が攻守でいい動きをして、シャープに振り抜いた宮崎も守りが思っていたよりいけそうな、肩は魅せられませんでしたがスタメンマスクに抜擢の植田が三遊間を破っていい感じです。
悪コンディションの中での守りで清水直が愛斗を絶賛して確かに見た感じは雑ですがあの体付きで守備範囲は広めですしクイック返球など臨機応変な対応ができて、一軍の外野に誰が残るか荻野や角中、山口の状況にもよりますが守備固めを中心に重宝しそうではあります。
抜いて、抜けて
先発は高野脩で3回零封は1安打だったかな、田中晴や中森に差を付けられていますが左のアドバンテージがあります。
抜いたボールはチェンジアップかと思ったらフォークらしくいい塩梅に、でも抜けたボールも多かった、NPBが相手だとどうなるかは分かりません。
顔面をグラウンドに叩きつけるかのようなフォームが少し小さくなった気が、そのフォームが好きではないですが小さくまとまったのでないことを願います。
ゲレーロのストレートは迫力があった、今日はコントロールも無難にまとまっていました。
小野、澤田は悪くはなかったけど良くもなかった、澤田はもう少しストレートに勢いが欲しいですがこちらは好きなタイプです。
追試赤点
前回登板で打ち込まれて追試の意味合いであろう二木、西村、廣畑はいずれも赤点です。
二木はさくっとライトスタンドに放り込まれて西村は自責ゼロも懸念の四球が絡んで廣畑も1安打1四球、なるほどリリーフ陣も控えクラスでした。
二木はなぁ、腕を下げても打者が見づらそうにしていないし球速はあのままに制球力に綻びが見えて、ヤバい、かなりヤバいように思えます。
余談ですが西村らに影響があったかもしれない捕手立松ってどうなんだろう、セカンド送球が捕ってからよいしょって間があってキャッチングでもポロポロこぼしてブランクを埋めるに時間がかかるのか野手転向した理由が見えつつあるのか、前者なら教育リーグが始まったらそちらで使い倒すがよいと考えます。