自分が情報を拾えていないだけかもしれませんが、ロッテの日本人選手で年が改まっても今後が分かっていないのは吉田だけです。
年末に金子や平田、井納などそれなりに名前のある選手が次々と引退を表明して以前に比べて進路がはっきりとするのは当人にとっていいことなのかどうかは分かりませんがファンとしては気になるわけで、レギュラー捕手として推していた吉田だけになおさらです。
あるいは二軍バッテリーコーチへの就任があるかとも思っていましたがそれも無く、ここ数年は球団の打診を受け入れる選手にはポジションを用意しますがそうでないケースでは放置される傾向だけに現役続行を希望した吉田には厳しいことになっているのかもしれません。
朗報を待つ
戦力外通告をされた選手への門戸は球界として広がりつつあるのは喜ばしく、他球団から声をかけてもらえるのが一番なのでしょうがこのオフもほやほやの秋吉だけではなく福井や意味合いはやや違うにしても内川など独立リーグのユニフォームを着るケースが増えてきました。
プロとしての経験はそこを目指す選手にとって教科書になると考えられているのでしょう、同じ理由なのか昨オフの宗接もそうでしたが真砂など社会人チームに籍を置く選手も年々増えつつありよいことではないかと、win-winの関係になってくれればと願います。
さて吉田はどういった選択をするのか選択肢があるのか、まだ31歳なのでプレーへの未練もあるでしょうしキャプテン経験者ということで兼任での指導者の道もありそうな、失格の烙印を押されかけましたがそれでも今季も二軍でマスクをかぶった捕手としての経験が活きる道は少なくないでしょう。
一方で高濱のように「野球はやり切った」といったん離れるのもありですし、どうあれ納得しての進路がファンに届く日を心待ちにします。
