連続アーチなら歓迎ですがこういうものが続いてしまうのは勘弁してもらいたく、藤原も安田に続いてのコロナ陽性となりました。
安田とは違って発熱などの症状があったわけではなく大阪での自主トレから帰葉するに際してのPCR検査で発覚したとのこと、移動の前に検査をするのが球団から義務づけられていたのか自主的にだったのか、症状が無かっただけに全体合流前に分かったのが不幸中の幸いです。
それでも一緒に自主トレをしていた大島、高橋周、根尾の中日勢は自宅待機となりましたので同じく加藤もそうなるのでしょう、どうしても大人数でのものとなれば会食が伴うケースがありますから今回もそれ以外もそれが原因とは限りませんが、今後は自主トレのあり方が問われることにもなるでしょう。
プロに入ってから一番の自信と手応えを口にしていた藤原ですので症状が無くとも隔離期間による影響がもったいなく、もちろんその手応えが開幕、そしてシーズンにずっと続くわけではないにしても気持ち的にそれが復帰後の無理や焦りに繋がらないようベンチには手綱捌きが必須です。
層の厚さが問われる
もっとも春季キャンプでは例えば飲食などは神経質になってパーティションで区切ってのものになるでしょうが練習中はマスク無しでさらに大人数でのものになりますから、あれだけ大騒ぎをしたデルタ株よりも感染力が強くて一気に広がっていますのでそういうものだと割り切るしかないのかもしれません。
そうなればこれまで以上に、そして別の意味でも層の厚さが問われることになりそうで、レギュラーがコロナ離脱をすることでチーム力が一気に低下するところとそうでないところと、それを前提にしたチーム作りと運営がこのコロナ禍では必須となっていくものと思われます。
その力があるフローレスを切りながらも延長戦の復活に「中継ぎ、中ロングできる投手が必要に」と力説した井口監督にそれができるかどうか、それこそその言葉を借りれば「やってもらわなければ困る」のですが、はてさて、言い訳の一つで終わらないことを願うばかりです。