こういう野球を見たいのよ、四番山口の劇的な一発で試合を決めました。
やっと山本で和製四番の誕生かと喜んだら外のボールに対応できず日替わりに戻って山口は1年4ヶ月ぶりの今季初、二度目の2試合連続アーチです。
強風をものともしないライナーで左中間に叩き込んで昨日は無理に引っ張らない好調時のもの、左中間を抜けると思って走ったとはお立ち台でちょっと先っぽだったからかでもそれで放り込めるのが山口のパワー、確実性でも分母が小さいにしてもさりげなく2割8分台でしばらくは固定でよいでしょう、山本と競わせるのもよい、ともに三振がやたら多いですが長打とのトレードオフで、今後にどう転ぶかは分からないにしてもソトを据えるよりは前向きになれます。
で、ベンチ内でのハイタッチに頭を天井にぶつけた山本、ヘルメットを被っててよかったね、そんなんで故障はアホすぎるので気を付けてください。
隠れたヒーロー
お立ち台は山口だけでしたが、もしマルチだったらむち打ちが心配な山本も呼びたかったです。
初回先頭の打球が完全に抜けたかと思ったところでの好捕はみのもんたが絶賛しそう、あれが抜けていればいきなりのピンチでその後の失点が複数となって早々に白旗を上げる羽目でもおかしくはなく、守れるアドバンテージは引き続き山本の背中をぐいっと押してくれるでしょう。
こういった一見すると地味なプレーをもっと取り上げて欲しい、しかし現時点で取り上げている記事は見当たりません。
意外に守れる宮崎もファースト寄り深い打球を軽快に捌いたかと思えばライナーにジャストポイントで飛び付くなど、藤岡不在が全く気にならないです。
おまいう
一方で内野陣は宮崎を除いて3エラー、足を引っ張りました。
友杉は穴埋めの好守はありましたが正面のゴロに手が付かず安田はまああの体勢だと気の毒な判定ではあって、しかし池田は軽率の一語に尽きます。
どれも風は関係が無い、打てないならせめて守りで盛り上げてあげないと、今日の安田は完全にブレーキとなってしまいました。
ちなみにこの拙守に「取れるアウトを取らないと」とは解説のファンタジスタ初芝、おまいう、全てのロッテファンが突っ込んだことでしょう。
ほぼ完璧
ってことで種市は2失点も自責ゼロ、一般的な完璧ではなくも立ち上がりにボールが高めだったのを除けば種市的にはほぼ完璧、あんなにカーブを投げたっけの組み立てにフォーク、スライダー、伸びのあるストレートと白星は手に入りませんでしたがらしいピッチングでした。
開幕当初は数を減らしてイヤな感じだった奪三振が戻りつつあり歩調を合わせてゲームを作れるようになって、今日は七回を投げられませんでしたがこればっかりはこれまた持ち味とのトレードオフ、むしろ球数を減らす意識を持ちすぎない方が種市には吉と出ると考えます。
それだけにベンチのコントロールが重要で131球で中6日とか勘弁してくれ、一度壊したときの反省の言葉が空虚に響く吉井監督です。
苦しい・・・
継投は苦しい、ヒヤヒヤでした。
こんなとこで投げるポジションじゃねーだろの澤田は宮崎に救われただけで抜けていたらきっと負け投手、ちぎっては投げ感が薄れているのが気になります。
澤村は論外、際どくもない明らかなボールでの3四死球で一死しか取れずに文字どおりのKO劇、敗戦処理で投げる澤村に意味は無く3点リードでのこれは話にならず、おそらく話し合いの結果で配置転換でなく抹消された益田の後を追わせるでよし、その代わりが務まらないゲレーロなら要りません。
可哀想な吉川
そんな醜態で高野脩を突っ込まざるを得なくなって、締めは横山、大事な二枚を使ってしまいました。
もし明日にプロ初先発の吉川が勝ち投手の権利を手にしてマウンドを降りたとしても、終わるまでは生きた心地がしないでしょう、恨むなら澤村です。
そして明日が田中晴じゃなくてZOZOっとしてしまう、営業用の撮影をしていて大丈夫と思いたかったけどオールスターで投げた後に消息を絶った中森の前科があって本来は何も無ければ種市の間隔を空けるためにも今日が田中晴であるのが正解で覚悟が必要、しれっと週末には姿を見せてくれよと願うしかありません。
とにもかくにも高野脩が満塁では1失点のジンクスを澤田、廣池に倣って耐えてくれてありがとう、ふらついた横山は木内のジャッジに感謝でしょう。
限定解除?
攻撃ではやや変化が見られました。
初回無死一二塁で三番寺地にバント指示、序盤かつ寺地なんてこれまでであればありえなかった作戦です。
クリーンアップのバントは打順に意味を持たせない自分としてよほどでなければぐっときませんが、何も考えず強攻が徹底していたため目をつぶる、もっとも同点の七回無死二塁で藤原には送らせなかったわけで次が好調の西川なのに、よって全体でなくあくまで寺地に対する限定解除にも思えます。
その七回の攻撃はゴンザレスありがとう、元々が守備に難があって追い方が怪しくて慣れない強風で期待どおりの落球にバンザイ、でもあれがヒットなら安田のがエラーはおかしいだろ、ってのは置いておくとして友杉には美味しいツーベースとなって3戦3敗、21回2/3で2点しか取れていなかったキラー古謝に土を付けたのも大きい、自責付きで、センター中心に3割が近付いてきた西川のバッティングもナイスッ!でした。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 楽天 | 1 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 3 | 6 | 0 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 2 | 0 | 3 | 0 | X | 5 | 11 | 3 |
◆8月20日(水) 千葉ロッテ−楽天18回戦(楽天12勝6敗、18時、ZOZOマリン、23,247人)
▽勝 澤田 19試合1勝
▽S 横山 32試合2勝3敗1S
▽敗 古謝 13試合5勝4敗
▽本塁打 山口4号(西垣)
▽バッテリー
千葉ロッテ 種市、澤田、澤村、高野脩、横山—寺地、佐藤
楽天 古謝、西垣、今野—堀内、太田