初めての人

結局はこのフレーズを使う羽目となりました。
プロ初先発の松井友に何度もチャンスを作りながらも攻めきれず、5回零封されてプロ初勝利を献上です。
森は立ち上がりからストレートに威力がありイニング跨ぎの三者連続奪三振など六番手とすれば申し分のないピッチングで吉井監督も高く評価は来週の先発を確約して、しかし打線が援護できない、森にはプロ初勝利を経てロッテで投げるには覚悟しなければならない通過儀礼みたいなものでしょう。
先制点を許したところでの交代は四回ぐらいから明らかなボールが増えていて97球となれば妥当な判断でもしかしたらもうちょっと前で代えたかったのを無失点だったことで経験を積ませるために我慢したのかもしれず、森は悔しいでしょうがそこは前向きに考えてもらいたいです。
ただ二番手は大失敗で吉井監督もそれを認めて、可哀想な起用で反省とはらしい言い回しですが鈴木の豆腐メンタルを知らないわけではなく上げてすぐ使うのはよし、しかしそうであってもイニング頭からでしょう、ことさら左打者に強いわけでもない鈴木をあそこで投入はその左打者に2安打2四球の大炎上となりました。
好投していた森の心情を考えれば同じ左ならあそこは坂本であって欲しかった、坂本が打たれたのであればまだ諦めが付きましたし、イニングが浅いため躊躇したのかもしれませんがそれであれば5点ビハインドの六回に西村は合点がいかず、鈴木への期待が空回りした判断ミスに思えます。

鈴木、小野out、廣畑、東妻in

内野安打で先制されたプレーは「今でもアウトだと思っている」と吉井監督は恨み節ですが、審判団もかなり時間をかけるぐらいに際どいもので最初のジャッジがアウトだったらきっとアウトだったでしょう、中村奨はよく止めましたがグラブからこぼれたのが痛かったです。
映像を見る限りでは友杉にもう少し伸びる余地があったような、ベースに駆け込んでのものですから難しかったのかもしれませんが気にはなりました。
そしてお約束のように小野が失点して鈴木とともに抹消はそこまで過負荷でもないのに「小野は疲労感がある」、続投させたのに「鈴木は右足に打球が当たった」と気遣いのコメントで再調整を明言して代わりは廣畑と東妻らしく、中村稔を抹消したのがもったいない、絵に描いたような後の祭りです。

朗希が緊張してるんだろうな

明日に先発の佐々木朗はきっとまた「1点もやれない」と緊張しているでしょう。
このカードは僅かに3得点でいずれもポランコのアーチによるもの、つまりはタイムリーがゼロという糞詰まりです。
初回から三回までいずれも先頭打者を出すもあと一本が出ず、初回は一死一二塁のツーボールで内のストレートは厳しいジャッジでしたしカーブは想像していなかったにしても安田が有利なカウントを活かせず、二回は一死でも江村ならバントだろと思った直後にゲッツーでした。
打撃陣では和田が1安打1四球でいつ以来だろう、自らが出塁しての2盗塁とアピールしましたが初球から走れるようでなければ本物の和田ではありません。
最後はライトに小川、セカンドに茶谷という開幕前でも記憶が無い布陣でとにかく打撃陣がしょぼい、そしてそうですね青山が鬱陶しい負け越しでした。

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楽天 0 0 0 0 5 0 1 0 X 6 11 0

◆5月4日(木) 楽天−千葉ロッテ5回戦(ロッテ3勝2敗、13時、楽天モバイルパーク、25,134人)
▽勝 松井友 1試合1勝
▽敗 森 2試合1勝1敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 森、鈴木、西村、小野、岩下—江村
楽天 松井友、鈴木翔、酒居、宮森、西口—太田

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