ゆうたの一歩

ソフトバンクがオリックスに取りこぼして楽天も負けて、これで勝っていれば一石で何羽も落ちてきたでしょうが皮算用などはこんなものです。
バッテリーについては収穫のある負け試合でしたが野手についてはただの負け試合だったのにはげんなりで、これはもうどうにもならないのでしょう。
菅野に勝ちが付かなかったことでチャンスはあった一面を逃した上に内海にそれをやられてしまえば悔しさ百万倍ですし、これ以上の借金を重ねると苦手意識がどうにもならなくなりますので絶対に負けられない明日ではありますが、こうも貧打が続けばイヤな予感しかありません。

収穫と課題と

大嶺は5回9安打7失点と散々な黒星となりましたが、1171日ぶりの一軍マウンドは地元に限ればそれよりも前でその姿を見せたときの歓声、拍手にロッテファンの愛を感じましたし、三塁側からも拍手があったのには「野球っていいな」と思える瞬間です。
その中で収穫を探してみればやはりストレートのスピードが戻っていたことで、二軍戦では140キロ前後だったと聞いていたのですが140キロ台後半をビシバシ投げ込んだ立ち上がりにはビックリ仰天、驚き桃の木山椒の木です。
3年前の一軍で最後に投げた試合でもそれぐらいは投げられていましたので一時期に140キロすら怪しくなったところから立ち返る軌跡の継続性が維持できているのは喜ばしく、また130キロ台から始めるのに比べれば雲泥の差でしょう。
ただ50球ぐらいから145キロに届かなくなり最後は140キロ前後まで落ちましたから肩肘のスタミナはこれから、また質としても140キロ台後半でも軽々と運ばれたことからして投げきれていなかったところもあるのだと思われ、その辺りにドーンの結果が高めなのと浮いた挙げ句のそれとは別ものです。
それでもフォークが低めに決まればまた違ったでしょうがそれも含めて上ずっていたのに加えてたまにカーブを投げてはいましたが緩急でストレートを活かす配球にもなっておらず、佐藤はもちろんですが田村、柿沼も久しいことから大嶺の持ち味がどこにあるのか、どういうスタイルでここまで戻してきたのか、が分からないことからして一日限定で今季に二軍でバッテリーを組んだ吉田なり江村なり宗接なりを昇格させてもよかったようには思います。
おそらくは即抹消となるのでしょうが、大嶺には今日の結果を受けて収穫と課題を二軍で練り上げて再びの姿を一ヶ月後ぐらいにまた見せてください。

捕手は投手コーチの管轄?

ここまでそれなりに打ち込んでいた高橋光に7回途中までノーノーはこれほど短期間に同じように抑えられるのはさすがにいかがなものかと、それだけ高橋光が好投をしたかと問われればこれほど打てないぐらいにナイスピッチだったとは思えず、ただ打線が湿りまくっていただけにしか見えませんでした。
ファインプレーと絶賛するほどのものではありませんでしたがどちらに振れてもおかしくはないプレーがいずれも好守に振れてしまった運の悪さがあったにせよ、何を狙うでもなく打者任せになっているところはなかったのか、アルバースと同じく高橋光にも対策を立てるとは試合後のコメントでしたが試合中に何らかの動きをした上でのものだったのかが激しく気になりますし、同じようなことを明日も語ることにならないよう願うばかりです。
気になったのはやはり選手起用で和田は盗塁のチャンスを与えるためと考えれば分からないでもないですが9点差が付いた六回からガラッと入れ替えて欲しかったのが正直なところで、この得点差では鳥谷は呼ばれず、三木には出番が無く、毎度のことながらため息しか出ません。
そんな中で先日もそうでしたが捕手だけは早めに代わることからして大量失点の責をスタメンマスクに負わせてというところがあるにせよ、あるいは捕手については投手コーチと、もちろんバッテリーコーチも含めてでしょうが、他の野手とは違った管轄になっているのではないかと思ったりもしています。
それはさておき佐藤が捕手としての経験を負け試合であっても積んでいるのはいいことで、田村の体調に不安があるのであれば特徴のあるリードができているわけでもないので無理をさせずに柿沼と佐藤とで交互にスタメンマスクでもよいような、ちなみに柿沼と組んだ小島の防御率は3点台前半です。

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西武 0 0 5 1 1 2 0 0 0 9 13 0
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◆9月1日(火) 千葉ロッテ−西武12回戦(西武8勝4敗、18時、ZOZOマリン、4,968人)
▽勝 高橋光 10試合4勝6敗
▽敗 大嶺 1試合1敗
▽本塁打 山川19号(大嶺)

▽バッテリー
千葉ロッテ 大嶺、永野、山本—田村、佐藤
西武 高橋光、武隈、齊藤大—森、岡田

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