惨敗で終える

前半戦を惨敗で終えました。
順位も1つ落としてそれでもCS圏内の3位ですから故障者の多いチーム事情からして立派ではありますが、もやもやした折り返しの最終戦でもあります。
小島を三回で代えて今日はベンチ入りをさせた二木かと思えば通常モードの継投で、かと思えば点差が開いた八回になっての二木は本人もクエスチョンマークだったでしょうし言い訳にもなりませんが気乗りがもうひとつだったとしても不思議ではなく、ここは井口監督と言うよりは吉井コーチの差配なのでしょう。
僅かながらも期待をした「総動員」が空回りをしての敗戦をどう次に活かすのか、いつの間にやら体の張りや疲れとなっている美馬も含めた先発陣の再編に勝利の方程式の七回の再考、野手についても固定主義は控えるであろうエキシビションマッチでの起用を後半戦に反映できるか、大事な一ヶ月間となります。

やることがやれてない

小島は中村には上手く打たれたので仕方がないにしても、呉念庭への失投が痛すぎました。
高めのボールをしっかりと叩かれてしまい、守備でも鈴木を思い出させるユーティリティぶりでやっかいな存在です。
一方で四回からの東妻、小野への継投は疑問ながらも三者凡退が欲しかった両投手にはいい登板になったのではないかと、おじさんにまた無理をさせるのかの田中もエチェバリアの魅せる守備にも助けられて零封、そしてハーマンが試合を壊すのには慣れっこですので驚きはありません。
そんなこんなで同じ打たれるにしても二木が四回からであればやることはやった感で諦めもつきましたし、あるいは土居がフレッシュオールスター出場でベンチ外でしたので八回が中村稔なら吉井コーチはぶれないなで終わったのでしょうが、どうにも中途半端だったように思います。

長打がいてー

長打はすげーの昨日に対して、今日はその長打が出ずに打たれていてーでした。
連打から呉念庭の一発にやられた直後の連打で安田にも一発を期待するもそれは叶わず、もちろん1点差に迫る貴重な2点タイムリーは詰まりながらも上手くセンター前に運んだ技ありの一打ではありましたが、呉念庭とは対照的にカットするようなスイングが不満ではあります。
呉念庭のそれは高めのストレートで安田はやや高めのスライダーでしたので比較をしてはいけないのでしょうが、それでも分母や打率に差があるのでこちらも一概の比較はあれなのでしょうが本塁打数、長打率とも呉念庭だけではなく荻野にも劣る安田にはいろいろと考えさせられます。
一つの目安ではあれど体が大きいから長距離ヒッターではなく、吉田正のように強く叩ければ上背を気にしない編成への転換が必要なのかもしれません。

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◆7月14日(水) 西武−千葉ロッテ14回戦(西武7勝3敗4分、17時45分、メットライフドーム、9,893人)
▽勝 高橋 17試合8勝4敗
▽敗 小島 14試合5勝3敗
▽本塁打 呉念庭7号(小島)、中村9号(ハーマン)、山川13号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、東妻、小野、田中、ハーマン、二木—田村、加藤
西武 高橋、ギャレット、平井—森

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