緩い日程にさらに緩く

どうやらへばっているのは佐々木朗だけではないようです。
他の先発陣にも疲れが見えている、とは記者の主観でしかありませんがここからオールスターまで先発を5人で回そうと思えば回せる緩い日程になるのに「もしかしたら6、7人でオールスター明けまでいくことも考えてます」との吉井監督のコメントはそれを裏付けているように聞こえます。
現実問題として中8日前後がベースとなっている西野がいるため5人で回すのは難しく、その言葉どおりであれば種市や続けて打たれた小島、ベテランの美馬も間隔をより空けて起用することにもなりそうな、カスティーヨの次があって今日はもうひとつだったようですが本前らに自信があるのかもしれません。
梅雨入りをして体調的にしんどい時期にもなっていてそんな自信があれば無理をさせる必要が無いとはそのとおりで、ただでさえシーズンを乗り切るスタミナに欠く前科がありその対処をしたとは思えない石垣島だっただけに「勝負はまだ先」との計画に基づいたものであればそれを信じるのみです。

底上げになれば

ただそれにしても堀内ではないですが緩い、と思ってしまうのも正直なところで、小島あたりがそれでいいのかと思ってしまいます。
ロッテに限らずリーグで規定投球回に達する投手が両手で足りてしまうそれが令和の野球と言ってしまえばそれまでですが、しかし例えば米田なんてのは例外中の例外で雨権藤は2年で終わりましたし稲尾も右肩痛で後半生は見る影も無く、ロッテでも木樽は腰を痛めて29歳で引退しました。
そう考えれば肩肘に負担が大きい佐々木朗や手術明けの西野、種市に万全を期す吉井監督の考えは正しいのでしょう、やってもらわないと、の無茶振りで長期離脱となれば元も子もなくトータルでの最適解を検討した結果で緩くなるのであればそれは緩さではなくマネジメントです。
それが穴を埋める選手の台頭で底上げになればよし、育てながら勝つは簡単ではなくそしてどうやら今季は前者に重きを置いているように見える起用が続きます。

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