旬を逃すな

今季初の二軍戦は初夏を思わせる陽気で、Tシャツだけでも汗ばむような日差しでした。
先発の菊地はドラ1でワインドアップは誰かを思い出してしまいそれはさておき6回4安打1失点に10奪三振は見事と言えば見事でしたが内容がそこまで伴っていたかと問われればやや微妙か、いきなりの大量援護にもっとテンポよく自らの土俵で投げて欲しかったりもします。
ストレートは140キロ台半ばでズシリと重さが感じられましたがシュート回転したような軌道で抜けるボールも少なくなく、スリーボールになるケースもままあってそこから大崩れしないのはさすがはドラ1ですが全体的に捉えられた打球もそこそこあって今すぐ一軍がどうこうとはなりそうもありません。
球団の公式Twitterで変顔を披露していますがマウンド上での表情も豊かでそのあたりも自分的には唐川であってもらいたく、リリーフで始まるかと思いきやどうやら先発でまずいくようですし後半戦あたりで呼ばれるよう、ローテで2点台の防御率を維持できるよう頑張っていきましょう。

ぶくぶく・・・

二番手の東條は待ち遠しくも投げれば打たれるフェリスと似たり寄ったり、この試合でも一発を浴びてまだ時間がかかりそうです。
ストレートの数字はあってスライダーも曲がっていましたが逆に言えばそれでも二軍レベルに芯を食われてどうした、見た目ほどにキレが無いのでしょう。
岩下は9球で三者凡退でしたがそれよりも何よりも同期同い年の小野の向こうを張るかのようにパッツンパッツンに太っていたのが気になってピッチングが頭に入ってこず、先発志望も開幕前の体たらくで失格となったのか二軍ではリリーフで再起できるかちょっと不安になる見てくれでした。

ポランコなら西川を見たい

打線は初回に西川のツーランで先制して二回には相手のミスもあって一気にたたみ掛けての4得点と一気呵成に、打ち込んだのは育成枠のルーキー左腕ですから差し引いて考えるにしても永久凍土打線を見慣れていただけに笑いが止まりませんでした。
これで堀、井口、立野あたりも攻略できれば明日にも一軍と叫びたくもなりますがそこまでは甘くはなかったようで、それでも西川の捉えた打球は長距離打者らしい軌道を描きましたし広角に打てるのもよし、3本目のヒットは実質はライトの落球ですが3安打猛打賞と存在感を見せ付けます。
おそらく今に一軍で打席に立たせてもろくに打てないでしょうがそれでもポランコよりは楽しそう、一時期より率は下がりましたが旬は逃さないようにしてもらいたく、和田もここのところヒットを重ねてそして今日も2盗塁でダントツのリーグトップはこちらもポランコより見てみたくもあります。
今日にも一軍に合流するかとも思っていた高部は最後までいたので見送りかなと思ったらそのとおりで、上げるとしたらまず高部でしょうから西川、和田には中途半端にベンチを温めさせるぐらいであれば二軍で打席を重ねた方がよいにしてもとにかくポランコの体たらくにあれこれ代わりを考えるのが止まりません。
教育リーグでは揃って出場していた高卒野手は今日は勝又だけで金田が続けて欠場なのが気にはなって、黒川はとんと名前が聞かれませんし故障でもしたのか、その勝又はなかなかプロのスピードに付いていけず1割台に低迷するもマルチに守りでもいい動きを見せて笑顔が見られるのは喜ばしいです。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
千葉ロッテ 2 4 0 0 0 0 0 0 1 7 11 0
日本ハム 0 1 0 0 0 0 2 0 0 3 7 1

◆4月21日(金) 日本ハム−千葉ロッテ4回戦(ロッテ3勝1敗、13時、鎌ケ谷、622人)
▽勝 菊地 3試合2勝1敗
▽敗 山本 4試合1勝2敗
▽本塁打 西川3号(山本)、有薗2号(菊地)、木村1号(東條)

▽バッテリー
千葉ロッテ 菊地、東條、岩下、横山—松川、谷川
日本ハム 山本、齊藤伸、堀、井口、立野、杉浦—宇佐見

© 2007 オリオン村