恒例のCS廃止論

この時期になると毎年の恒例行事のように、あちこちでCS廃止論が持ち上がります。
しかし今となっては興行的に廃止は無理、こちらでも廃止は非現実的でしかし改善の余地があるという論調となっています。
廃止論の主義主張で根強いのがペナントレースの意味が無い、10ゲーム以上の差があってもアドバンテージが1勝では緩い、勝率が5割を切っても出場してそれで日本一になってもよいのか、そんなところではないかと、どれも分かる話ですがそれでもよく出来た仕組みだと思わなくもありません。

メジャーだって

例えばメジャーにも地区優勝を逃したチームが救われるワイルドカードがあって、昨季は両リーグとも勝ち抜いたのはワイルドカードのチームでした。
そしてホームアドバンテージはあるが勝利アドバンテージは無い、ワイルドカードは地区に関係なく勝率が高いチームが上から出場権を得るためさすがに5割を切るチームに出番は無いでしょうが、何でもかんでもメジャーに倣え的なNPBであればそれこそ勝利アドバンテージが異質でもあります。
菅野が愚痴っている日程問題はメジャーはどうやって調整しているんだろう、日程を決めないとチケット販売などができなくなりますしかと言ってギリで組んでしまうと雨天中止でずれ込んで優勝チームもしくは順位が確定しないなんてケースもありえて、空きすぎた間隔は宮崎で調整するしかないでしょう。
そもそもワイルドカードからの下剋上にメジャーのファンは不満なのか、もちろん心情的に納得できないところがあるにしても決まったルールでの結果で何ら問題ないと考えるのが主流であれば日本もつべこべ言わずにシンプルに楽しめばよい、メジャーメジャーなんだから、都合のいいとこだけ取りは許されません。

佐々木で始める?

さて明後日に始まるCS、どのみち予告先発でこの手のものにペラペラ喋る吉井監督が今回は寡黙です。
西野とメルセデスが宮崎で投げてカイケルが間に合って福岡となれば北広島では小島、佐々木、種市しか考えづらく、そしてどう考えても先陣を切るのは小島が妥当なところでしかし言葉を濁しているところを見れば、二戦目どころか初戦に佐々木をぶち込むのかもしれません。
とにかく大義名分を佐々木に作らせたがっているように見えるだけになおさらに、チームの勝利より佐々木の勝利を願うベンチ、球団に思えてしまいます。

藤田がガツン

宮崎では斗山が相手ですが藤田が土壇場九回に逆転ツーランを、プロ初アーチを叩き込みました。
来季は使い倒してオフに二桁昇格となる足場作りをベンチにはお願いしたく、5人の制約でそれが難しければ松石とともに前倒しの二桁でも構いません。
でもそれだと枠が足りない、藤田と松石の代わりに涙を飲んでくれと思わなくもない選手がいて推しているファンに名前を出すのを躊躇してしまいますが、ここまで年数を経て変わらないならもう変わらないだろみたいな投打とも複数人、そうすれば勝又の出番も増えそう、自分的な我が儘な妄想です。

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