キューバ勢が攻守に活躍

今日は千葉での2000試合目だったとのこと、防御率ゼロ同士の投手戦をマーティンとエチェバリアのキューバ勢が攻守に活躍で勝利しました。
展開から均衡が破れるとしたら一発だろうな、やっと外野に飛び始めたな、と思ったところでの待望のマーティンの一振りは値千金です。
次の打席のしょぼい空振り三振からして調子が上向きとも思えませんが、相手バッテリーに警戒させるだけの存在感が戻るだけでも大きいでしょう。
そしてエチェバリアは華麗なるバット投げはもうひと伸びが足りずにバットでの貢献はできませんでしたがショートで活き活きとした好守を連発してスタンドにどよめきをもたらして、超絶ファインプレーというわけではありませんでしたが右に左に前に後ろに、そしてスナップスローの伸びが凄まじいです。
それでいて守備固めでショートに藤岡、エチェバリアはサードに回るってどうよ、オープン戦から一貫してショートを守ってきた藤岡ですのでそういう意味では妥当なのかもしれませんが違和感ダラダラ、それでもスタメンショートで使ってもらえるほどに風向きが変わりつつあるのかもしれません。
余談をいくつか、三木が戻ってきましたが一週間で大丈夫なのか、さりげなく先日から守り始めた福田秀を待っていました。
そして来場ピンバッジに加えてマリーンズマガジンも廃止になったことをレジで知って呆然と、埋まった内野席に比してガラガラの外野席にもビックリです。

石川は23イニングで自責ゼロ

石川はお立ち台で本人が口にしたようにコントロールに苦しんで今季初となる四球を1つ与えてしまいましたが、しかしスリーボールになった数からして粘りのピッチングで8回4安打零封は打たせて取るゴロを量産のニュー石川で勝ちをもぎ取りました。
言うほどに悪くもなかったですが調子がもうひとつのところでそれなりにまとめられるのが素晴らしい、緩急も上手く使って松川との呼吸もバッチリです。
昨季であればおそらく交代だったであろう八回続投でピンチになりましたが切り抜けて、中6日であれば120球目処の自分からして正しい判断ですし木村コーチがマウンドに向かってヒヤリとしましたがおそらく吉田正、杉本のどちらで勝負をするかの相談だったのでしょう。
この試合に限れば杉本勝負になるかと思いましたが逃げることなく吉田正を仕留めて、石川のガッツポーズはスタンドのロッテファンのガッツポーズです。
昨季に3発を献上した石川が手玉に取ったのですから明日の小島、明後日の佐々木朗にはラオウにトドメを、いつまでもお得意様ではいられません。
そして佐々木千が戻ってきた、得点差からして試運転でさくっといきたかったですが投げられただけでもよし、次からは八回の締めをお願いします。

平沢がなぁ・・・

注目の打線はさすがにW岡を外して打順もいじって、安田、レアード、佐藤都のクリーンアップでした。
山岡のストレート、スライダーのどちらにも絞りきれずにカーブにも翻弄されてどうなることかと思いましたが、マーティンの一発でその山岡を引きずり降ろして二番手の力が落ちる相手となれば嵩に掛かって、ロッテらしい攻撃ぶりではあります。
ただ本来であれば五回に先制をしておかなければ、先頭のマーティンがツーベースで出塁をしてもエチェバリアが走者を進められず、バッテリーミスで二三塁になっても犠牲フライも打てず、もし負けていればこの回の逸機がポイントとされたでしょう。
守りでも平沢がまたしてもやらかして、せっかく地味に四球を選んでいるのにやらかしが派手で相殺どころかマイナスに、あまりに持っていません。
そんな中で左腕に対して藤原、安田、佐藤都のヒットが喜ばしく、安田は最後の最後に一日一本を達成して喜び爆発、佐藤都の打ち出の小槌も健在です。
さて明日は山本で今日以上に苦しい展開になるでしょうから頂点もいいですがまず1点をつかみ取りましょう、リーグ優勝のためには倒さねばならぬ敵です。

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オリックス 0 0 0 0 0 0 0 0 0 0 6 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 2 3 X 5 8 1

◆4月8日(金) 千葉ロッテ−オリックス1回戦(ロッテ1勝、18時、ZOZOマリン、19,436人)
▽勝 石川 3試合2勝
▽敗 山岡 3試合1勝1敗
▽本塁打 マーティン1号(山岡)

▽バッテリー
千葉ロッテ 石川、佐々木千—松川
オリックス 山岡、山田—若月、松井

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