潰してやったぜ

前日の千賀にしてやられたので今日も東浜のやりたい放題かと思いきや、そうはさせじといろいろな記録を潰せました。
ちょっと前までは余裕だったはずのシーズン勝ち越しをギリギリ星1つの差でソフトバンクの完全優勝を阻み、東浜の規定投球回、二桁勝利と最高勝率、最優秀防御率のタイトルも粉砕し、工藤監督の親心でしょうがそれを目指しての135球がポストシーズンに悪影響を及ぼせば東浜は怖くありません。
もっとも美馬の対ソフトバンク5勝目ともどもロッテがCSに進出をしなければ関係ない話ですから、まずは明日の西武に負けてもらいましょう。

美馬10勝

美馬が3年ぶり2度目の二桁勝利はFA移籍1年目ですから、本人はもちろんのこと球団もホッとしているでしょう。
涌井に1つ届きませんでしたし防御率もほぼ4点ではありながらも規定投球回に達しているのは8人、二桁勝利は4人しかいませんのでリーグを代表する投手の一人と胸を張ってよいのではないかと、今日も無駄な四球を出さずにテンポのいいピッチングで暫く途絶えていた援護を引き出しての連敗ストップです。
凄みのようなものは無くとも緩急を使って思うように料理ができたのではないかと、唯一の失点は自らのエラーが絡みましたがあれは柳田の火の出るような打球をグラブに当てただけでも上出来、あれだけの勢いでこぼれたボールを拾ったのですから緩いトスにするのは無理な相談で仕方がありません。
あそこで大崩れすることなく後続を1球で仕留めて、以降はパーフェクトに抑えるも八回の久々のピンチは後輩の澤村が152キロのスプリットでデスパイネを手玉に取り、さすがにここまでくれば容赦なく鞭を叩いて最後は5点リードでも益田投入でCSへの髪一本の希望を週末に繋ぎました。

久々二桁安打

打線は終わってみれば10安打6得点も中盤までは僅かに2安打といつもの貧打モード、かつチャンスに真砂の好守にお手本のようなゲッツーと負けフラグが立ったかと思いましたが、下位に名を連ねる新旧四番の活躍で一気にひっくり返しての逃げ切りです。
もっとも井上は飛んだところがよかっただけの詰まった打球でしたし安田のそれも引っ張れないスイングのそこしかない失投を叩いたもので、また記録がかかっての東浜の続投が無ければ試合を決定づけた追加点を奪えなかったでしょうからこれで打線が上昇カーブの皮算用は難しいでしょう。
それでも藤岡のヘッスラなど必死なプレーが何かをもたらすと思いたく、そしてまたしてもライン上に鎮座した甲斐には細川二世の名を贈ります。
泣いても笑ってもあと3試合に全力を尽くせるよう明日は完全休養日にして明後日にオリックスを下した後に、西武との最終決戦に臨みましょう。

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明日への活力に!

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ソフトバンク 0 0 1 0 0 0 0 0 0 1 4 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 2 1 0 3 X 6 10 1

◆11月5日(木) 千葉ロッテ−ソフトバンク24回戦(ロッテ12勝11敗1分、18時1分、ZOZOマリン、13,313人)
▽勝 美馬 19試合10勝4敗
▽敗 東浜 19試合9勝2敗

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、澤村、益田—田村
ソフトバンク 東浜、泉、嘉弥真—甲斐

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