佐々木朗の地元初白星を潰す

どうしてあそこで小野だったのか、二軍調整が妥当とさえ考えている自分としては全く理解できませんでした。
おじさん田中の連投を厭ったのであれば満塁になってからの起用は合点がいきませんし、田中からすれば頭から投げさせてくれよでしょう。
それで打たれたのであればやることはやった感がありますが、連投については解禁みたいなことを吉井コーチが言っていたはずですし勝っていれば佐々木千、益田は連投だったでしょうから整合性も無く、しかも明日は試合が無いわけで、継投ミスと断じます。
昨季の東條と同じく吉井コーチは小野にかなり我慢をして実戦での立ち直りをさせようとしているようですが、なぜフォークをほとんど投げなくなったのかが分かりませんがストレートとスライダーだけでは限界ですし、ただがむしゃらに投げればいい時期はとうに過ぎています。

佐々木朗は前に進む

佐々木朗は5回3安打2失点、まだ66球でしたので続投も選択肢としてあったはずですが、右足首付近に受けた打球の影響に配慮したのでしょう。
五回は三者凡退だったものの鋭い打球や大きな飛球もありましたから、それも判断材料になったのだと思われます。
ピッチングとしては全体的にボールが高めでしたが球威がありむしろ武器になっていて、さすがに真ん中近辺に入ってしまえばジョーンズに運ばれるなど打たれましたがフォークがその真ん中にいってもストレートの高さとのコントラストで上手く機能していましたので、無理に低めを意識することもありません。
どうやら中6日でのテスト登板は思わしくなかったのか引き続き登録抹消を繰り返しての起用になるようですが、確実に前に進んでいます。

また左腕攻めか

山崎福に二発を叩き込みましたが攻略したとは言い難く、宮城には抑えられて田嶋はワンチャンだけとなれば、また左腕攻めが待っていそうです。
角中が機能しなかったのが残念ですし寂しくもあり、率はそこそこありますが査定的にはどうよというヒットが少なくないような、守りに難があるため使いどころに悩みますし来季に35歳となれば今すぐどうこうにならないとは思いますが、今後次第ではひょっとするとひょっとするかもしれません。
そんな中で生き残りを賭ける山口の一発は低めを叩いたと言うよりはこすったような打球が意外なぐらいに伸びて、走りながら怪訝そうな表情だった本人が一番に驚いていたのかもしれず、率は低いですが出番を失いつつある安田に一本差まで迫りました。
無理だとは思いますが外野を守らせるぐらいであれば今秋にでもサードの練習をさせてもよいかもしれず、そのためにも2割には乗せておきたいです。
それにしても和田もそうですが藤原もそう、飛び出すケースが多いのは積極さの裏返しでしょうがあまりに目立ちます。
二死でしたのでそれで加藤が突っ込んだのは正解ですが記録が盗塁死となるとは知りませんでした、加藤にはきっと生涯初のホームスチールでしょう。
そしてエチェバリアが上手い、三回の併殺は走者と重なるところでそれを避けて小さな動きでのスローイングは手首の強さがあってこそで、土のグラウンドや前の打球への不安はありますが守備範囲の広さと球際の強さは他の追随を許しませんので来季以降も残留となれば平沢を出してあげることも考えたいです。

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◆8月15日(日) 千葉ロッテ−オリックス16回戦(ロッテ7勝6敗3分、17時22分、ZOZOマリン、10,937人)
▽勝 山崎福 14試合5勝6敗
▽S 平野佳 24試合3敗13S
▽敗 小野 36試合2敗
▽本塁打 ジョーンズ3号(佐々木朗)、レアード19号(山崎福)、山口5号(山崎福)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、小野、田中、ハーマン、東妻、フローレス—加藤、田村
オリックス 山崎福、増井、澤田、ヒギンス、平野佳—伏見

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