続けての金星は成らず

三回裏二死まではいけちゃうんじゃね、なんて思ったりもしましたが甘くはなかったです。
それでもソフトバンクも西武も下位に食われて首位転落を免れましたので大事なのは明日、とにかく勝ち越すことです。
またしても西野の間隔を空けて同じトミージョン手術からの復帰でむしろ時間がかかっていた種市の中6日はそれが許される状況であれば前向きに、そして曽谷ではなく山岡は難敵かつこちらが野戦病院化しているため厳しい戦いになるでしょうがなりふり構わずやるのみ、言い訳はできません。

ロメロ+小島=メルセデス

18イニング目にしてようやく援護点をもらったメルセデスはしかし6回途中まで8安打3失点、またしても勝てませんでした。
内容としてはここまでで一番にもうひとつだったとは捉えられた打球が多くそれでもダメだったかと問われればそうでもなく、結局は援護点は初回の1点だけでしたし昨季のロメロ、そして小島の不憫さを一身に背負ってもがき苦しんでいるといったところでしょう。
吉井監督は代えるタイミングが遅れたと反省のコメントでしたが二回り20人を抑えてくれればいいとしていた開幕前の構想であれば六回から継投に入ってもよかったですが73球での交代がありえない、そんなリリーフ陣の状況に間違った続投だったとは思いません。
ちょっとしたきっかけで一気に連勝街道になってもおかしくないメルセデスにはうつむかず上を向いて、淡々と投げてもらいたいです。
西村、小野、そして先発志望を吹っ切って生き残りを賭けなければならない岩下と凌いだことも前向きに受け止めることにします。

若手で乗り切る

いきなり先制して球数を投げさせて、六回で山本を引きずり降ろしただけにもったいなくはありました。
山口の故障離脱とは関係なくキャプテンの六番降格で日替わりとなった三番に今日は井上でタイムリーはマジック炸裂と喜んだのもつかの間で山本に4安打3四球とそこそこ出塁するも繋がらず単発だったのがそこはさすがと言うべきか、それでも調子が上がらない今季に連破しておきたかったです。
その山本が交代した直後の七回に無死一三塁で1点しか取れなかったのが残念至極で藤岡の打球はいい角度で抜けたかと思いましたが詰まっていたのか、八回の岡の打球もそう、投手陣が粘って終盤に打線が引っくり返す展開こそが生きる道ですが今日は上手くいきませんでした。
そんな七回に佐藤都の打球に三塁走者が突っ込まなかったことを疑問視する解説はありましたが走者の動きを見てのゲッツーだっただけに突っ込んでいれば間違いなくアウト、それでも走者を二人残すことを優先すればゴロゴー指示だったでしょうからそうしなかったベンチの作戦で中村奨の判断ミスではありません。
そんな悔しさがありつつも平沢が1安打2四球とらしさを見せてそれでも2つ目の四球はボール先行でも振りにいく前向きさがよい、茶谷も今度は完璧なヒットを山本から放ってそれも含めてのマルチで山口の穴を虎視眈々と狙い、同じくマルチの藤原、四番安田の若手でこの困難を乗り切っていきましょう。

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◆4月29日(土) オリックス−千葉ロッテ4回戦(2勝2敗、14時2分、京セラドーム大阪、31,619人)
▽勝 山本 4試合2勝2敗
▽S 平野佳 8試合6S
▽敗 メルセデス 4試合3敗

▽バッテリー
千葉ロッテ メルセデス、西村、小野、岩下—田村、佐藤都
オリックス 山本、本田、阿部、平野佳—若月

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