酷暑の中で競り勝つ

昨日と同じぐらいの酷暑に今日は熱中症患者が出てしまったようで、我慢大会の様相を呈してきました。
昨日今日にデジカメがエラー多発だったのもそう、そうでなくても逆光ですしZOZOマリンより太めのネットに光が反射して映り込むなど晴れの日の鎌ケ谷は撮影には不向きだったりもして、明日の予報も晴れですが曇りマークも付いているので一息つけるかもしれません。
そんな悪コンディションの中で抜きつ抜かれつの接戦はイレギュラーバウンドでの決勝タイムリーと冴えない勝ち方ではありますが、結果よりも内容の二軍戦ではあっても勝ち癖をつけるのも大事ですから耐え凌いでの逆転勝ちはシンプルに喜ばしいくいい試合でした。
そして佐藤奨、土肥と今季に初めて見る選手もいましたし、昨日はイニングの合間にベンチ前で福浦ヘッドが山口にファースト守備での捕球の際の体の伸ばし方を指導していて、今日は試合前の守備練習の最後を締める捕手へのフライを何度やってもミスる根元コーチなど、現地は楽しいです。
ちなみに教育リーグのときもそうでしたがベンチからの野次はどうなんだろう、ロッテ側からもありましたが日本ハム側からの意味が分からないハンバーグがどうのなどの内容はさておき声量も数も半端なく、客席には声を出しての応援を禁止しながら野次はいいってのは移動を控えるように言いながら五輪は別枠と同じ構図のようにも思えてしまい、そして写真は野次る日本ハムのベンチをうんざりした表情でちら見する茶谷です。

カーブはダメなのかな

先日に完封勝利も支配下選手登録を目指すライバルの森が1安打完封とそれ以上だっただけに、佐藤奨には期するものがあったでしょう。
なぜか打たれないと福澤スカウトが激推しのピッチングに注目をしていましたが、しかし5回5安打3失点とアピールしきれませんでした。
130キロ台半ばから後半のストレートにそれより少し遅いのはカットボールか、さらに遅いチェンジアップも投げていたように思いますが、コントロールに苦しむタイプでもなさそうで、いずれも130キロ台ですから打者から見て「どう変化するか分かりづらい」のか「変化球を待ってもストレートに対応できる」なのか、こと一軍を意識すれば後者のようにも思えるのですが、100キロ台のカーブをあまり投げなかったので前者と考えているのかもしれません。
二番手の土肥は清宮に被弾するようではまだまだ時間がかかりそうで、たまたま振ったところにボールがいってしまっただけのようにも思えましたが140キロ台のストレートも佐藤奨のそれの方がきているように感じられましたし、ブランクからの復帰は道半ばにも至っていない印象でした。

植田も頑張る

佐藤奨が福澤スカウト推しであれば、自分推しは植田です。
やはり支配下選手登録を争う植田は捕手難がチャンスでもあり、佐藤都が二軍落ちをしてもスタメンマスクが交互だったりもしますのでベンチの評価もそこそこ高いのではないかと、課題のバッティングもクリーンヒットはいい打ち方ができていました。
移籍後初ヒットとなった加藤にもいい笑顔が見られて、鬼肩を魅せるチャンスはありませんでしたがそれよりもポロポロのキャッチングが気にはなります。
その加藤とともに今日に合流した小川は左腕かつ一軍レベルの河野から膝元の難しいボールをレフト前に運ぶなど3安打猛打賞はシャープに振り抜けていて、ここまで2割にも届かない低打率ですがこの試合に限っては練習試合やオープン戦でのバッティングそのものでした。
西巻も連日のコースに逆らわないスタイルは好調のようで中村奨特例が無ければ一軍で試したい、昨季の実績からしてもなおさらです。
そんなこんなでハンカチはともかくまたしてもバッテリーミスがあったにせよ河野を攻略したことで前日がフロックではなかったわけで、そして昨日も和田と岡を途中で入れ替えましたが今日も外野をぐるぐる回したのはどこでも守れるようにとの鳥越監督の考えなのか、このカードは違いますが内野も複数ポジションを前提としているようですし、そうなれば松田はマイボールと叫びながら落球している場合ではありません。

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千葉ロッテ 0 0 3 0 0 0 1 0 1 5 9 0
日本ハム 0 0 3 0 0 1 0 0 0 4 7 1

◆7月21日(水) 日本ハム−千葉ロッテ8回戦(ロッテ4勝3敗1分、13時1分、鎌ケ谷、1,114人)
▽勝 東妻 18試合2勝1敗
▽S 土居 11試合1敗1S
▽敗 西村 9試合2敗2S
▽本塁打 郡3号(佐藤奨)、清宮9号(土肥)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐藤奨、土肥、東妻、土居—加藤、植田
日本ハム 河野、鈴木健、生田目、福田、西村—郡、田宮、梅林

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