オリックスよりも近い

優勝ではなく楽天が、です。
悲願のリーグ優勝はかなり厳しくなってきてもCS地元開催は大丈夫だろう、と数日前までは思っていましたが、勢いやチーム状態は楽天に分があるでしょう。
当たり前のようにオリックスは山本で勝ってここ10試合で9勝1敗、ロッテは3勝7敗ですから昨秋のビデオを見ているかのようです。
正念場の秋に踏ん張れるチームとガス欠を起こすチームとの差がこれでもかと言うぐらいに、そのオリックスとの直接対決に向けて小島を温存するもそれ以前に札幌で手こずっているようでは話にならず、明日に負けるようなことがあれば建前はともかくとして本音は2位死守に舵を切ることになりそうです。
そしてファーム日本選手権もここまで守護神として貢献してきた小沼が炎上、福田光のトンネルで決勝点を与えるという冴えない終わ方となってしまいましたが、それでもしっかりとリーグを制したのですから選手たちは胸を張って次に期して欲しい、井口監督の牙城を崩さないとチームは変われません。

本前は故郷で沈む

今日に登録された鈴木は明日の先発かと思えば中継ぎ待機で、先発よりも中継ぎタイプだと考えていますのでそれはそれでよいですがそうなれば先日の抹消は何だったのか、先発に戻すための調整だと思っていましたが、何らかの不安を抱えているのかもしれません。
いずれにしてもその鈴木ではなくチャンスをもらった本前はまさかご当地登板を考慮したわけではないでしょうが、抜擢に応えられませんでした。
コントロールがアバウトなのは仕方がないですが全体的にボールが高めで、そしてストレートが130キロ台半ばしか出なかったのが心配すぎます。
それでも前日の岩下よりはマシでしたが早めの継投はそれだけ信頼度が低いのでしょう、しかし小野、ハーマンもピリッとしません。
小野は先がまだありますのでよいとしてもここにきても防御率5点台の、どう考えても来季は無いであろうハーマンがどうにも疑問で、それであればフローレス、東條、もう戦力外が決まっているのかもしれませんが石崎など二軍で結果を残した選手の生き残りに賭けるピッチングを見てみたいです。

片手を超えられない

打線はこれまたビデオを見るかのようで、2点、5安打を超えられないのはいつものことです。
初回の無死一三塁に和田が盗塁死は立ち上がりにじっくり攻めるだけの余裕の無さによるものなのか、そして外野フライも打てないのですから井口監督もさすがに名指しはしなかったようですが中村奨の三振について苦言を呈して、しかしそれでもフル出場に揺らぎはありません。
それでいて形はどうあれヒットを打った和田は対左腕にしても三打席でお役御免で、代打も捕手絡みの二人だけ、小さな野球が続きます。
3点目を失っただけでも絶望だったのに代わった途端のハーマンの被弾で以上終了はファンのみならず選手もそうだったのではないかと、七回以降は四球とエラーのみでヒット一本も打てず、今月にまともに打てているのは荻野とエチェバリアぐらいでチーム打率は2割を切りました。
ここにきて出番が増えていた岡も今日は沈黙をしてしまえば相手バッテリーからすれば楽な打線でしょう、負け以前に打てない野球はつまらない、です。

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日本ハム 2 0 0 1 0 1 0 0 X 4 8 3

◆10月9日(土) 日本ハム−千葉ロッテ20回戦(ロッテ14勝5敗1分、14時1分、札幌ドーム、8,190人)
▽勝 バーヘイゲン 19試合5勝8敗
▽S 杉浦 49試合2勝2敗26S
▽敗 本前 7試合1勝2敗
▽本塁打 宇佐見1号(ハーマン)

▽バッテリー
千葉ロッテ 本前、小野、ハーマン、唐川、東妻—加藤、田村
日本ハム バーヘイゲン、堀、B.ロドリゲス、杉浦—宇佐見

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