クローザーが決まらない

今年初めてのZOZOマリンは試合を観に行ったわけではなく当日に並ぶのがイヤなのでチケット発券のためで、220円の手数料を取られた紙チケットはまさかコンビニのそれみたいになっていないかと恐怖しましたが無事に例年のバージョンでホッとしました。
人選は佐々木朗、松川の完全試合バッテリーにキャプテン、安田、山口、高部は益田がいないのがあれですがまずまず妥当、ちなみに小さくて分かりづらいかもしれませんが球場正面のパネルは左から山口、高部、安田、佐々木朗、中村奨、小島、藤原、益田でこれまたほぼ妥当で藤原だけがちょっと異質ではあります。
そんな今日は六回ぐらいに球場に着く予定がやたら早い展開で、九回表の同点劇のため息に近い歓声をナマで聞いてしまうという持っていなさぶりを発揮です。
タイプ的にどうよ、のカスティーヨを試さざるをえないのが現実なのか、言うほどにチェンジアップは投げず前の打者にも大きなファールを打たれたことからして逆方向に合わせたようなスイングで放り込まれたのは球質の軽さへの疑念が出てきたりもします。
ちなみに内野席や二階席は空席が目立ちましたが当日券組が多かったのかライトスタンドは映像で見る限りではかなり埋まっていた模様で久しぶりに聞いたあの応援はマスクをしながらでスゲー、飛び跳ねて酸欠にならないのかな、そんなことを思ったりもしました。

廣畑におや?

西野は5回4安打1失点は最後の最後に失投で惜しい点を失いましたが、今後に故障したり続けて炎上でもしない限りは開幕ローテは決定でしょう。
それほどに圧巻のピッチングは実況が糸を引くようなストレートと評していましたがまさにそのとおり、コーナーにビシバシです。
敢えて気に入らない点を挙げると初回こそよさげでしたがその後はフォークがストライクからストライクだったことで、それが理由で途中でスライダーメインにリードを変えた佐藤都だったのか、フォーク復活こそが西野の本当の意味での復活と考えていますがその考えは捨てなければならないのかもしれません。
その西野よりももしかしたら良かったかもしれない廣畑は3回パーフェクトで、背中越しだったのでもうひとつ分かりづらかったですが自分が評価しない最大のポイントである仰け反りが小さくなっていたような、その分だけ腕の振りが早くなって打者がタイミングを合わせづらそうにしていました。
中継ぎが2イニングは珍しくない今春ですが3イニング目はやはり実況が連呼していた先発テストだったのかもしれず、もしそうであれば第一関門を突破でしょう。

センター荻野

打線はメッキが剥がれたと言いますか馬脚を現すと言いますか、先頭2人で先制するもその後は藤岡と池田がそれぞれ2安打のみの寂しさです。
その先制は平沢が内寄りのボールを上手く左肘をたたんで回転で運んだ見事な一発で、ベンチの我慢にようやく応えました。
ただ得点圏に走者を置いた三回、八回には芯を食えずにもうひと押しが足りない、その悔しさを明日に晴らしましょう。
興味深かったのは今日に合流した荻野がセンターだったことで、ここまでセンターを守ったこともある平沢ですから普通に考えてのレフト荻野でなかったのは高部が守れないままに開幕するケースを想定したのか、そうであれば平沢だけではなく練習試合で.314の藤原もまだ勘定に入れてもらえていないことになります。
荻野は長くセンターを任されていましたし今日も右中間の打球に長駆追い付くなど短期的には問題は無いでしょうが今季で38歳には負担が大きそう、高部もうかうかしていられないと平沢、藤原、山本らがバチバチするのが理想ですから開幕センターは荻野ではない名前であってくれよと願います。

にほんブログ村 野球ブログ 千葉ロッテマリーンズへ
明日への活力に!

1 2 3 4 5 6 7 8 9
ヤクルト 0 0 0 0 1 0 0 0 1 2 6 0
千葉ロッテ 2 0 0 0 0 0 0 0 0 2 5 0

◆3月4日(土) 千葉ロッテ−ヤクルト3回戦(1勝1敗1分、13時、ZOZOマリン、12,457人)

▽本塁打 平沢1号(エスピナル)、丸山和1号(カスティーヨ)

▽バッテリー
千葉ロッテ 西野、廣畑、カスティーヨ—佐藤都、田村
ヤクルト エスピナル、ピーターズ、ケラ、石山、清水、木澤、田口—古賀、松本直

© 2007 オリオン村