止まらない、止まらない

ボヤッキーがボタンを押すときには「ポチッとな」、ロッテファンの心が折れるときには「ポキッとな」、悪い流れが止まりません。
15点を失っての大敗や守護神が2点リードを守れずの逆転負けはそれはそれで衝撃的ではありましたがしかし滅多にあることではなく、今日のように先発があっさり先制点を許して下位打線に打たれて守りに乱れが出てヒットを打てずに数少ないチャンスではあと一本が出ずに走塁ミスをやらかしてそれでいてどんな展開でもレギュラーは最後まで頑張る、こういった負け方はいつものパターンですからズルズルと続いてしまいそうな、昨季はソフトバンクに0差まで迫ったところからでしたが今季は26日天下を置き土産に再び秋の大失速となってしまうのか、明日に小島が踏みとどまれないとかなりヤバいことになりそうです。

先発がいない

二木は立ち上がりからボールが浮き気味で2発を食らっての被弾王は、本人も分かっているようですが高めで打ち取れる球威は無いのでこういったピッチングになってしまえばあんなものなのか、またサンスポに指摘されたように初球、二球目と早いカウントからの被弾が多いのはバッテリーの意識の問題でしょう。
しかも先頭打者弾の山崎剛は今季2本目でいずれもロッテ戦、プロ初アーチもそう、通算3本の全てを提供しているのはラオウや愛斗、太田と似た構図です。
そういったデータがあるのは分かっていてですから使いこなす能力が無いのか、先日にモヤが得意の低めにストレートを要求して痛打されたのを批判されていたように勝っているうちはもてはやされていたリードが手のひら返しで糾弾されて、加藤も田村もパニックになっているのかもしれません。
井口監督は二木の抹消を示唆したようですが美馬を外したばかりでそんな余裕があるとも思えず、鈴木は8連戦に向けての先発調整だと思いたいですがそうでなければさらに苦しく、二軍の公式戦がもう終わりますので本前に声がかかりそうですし、森を育成枠契約のままにしたのが重ね重ね惜しまれます。

マーティン復帰も・・・

レギュラーシーズンは絶望ともされたマーティンが5日にも復帰と報じられましたが、それで解決するとも思えない貧打が続きます。
そもそも離脱前も調子がよかったわけでもないマーティンですから、同じような藤原の今を見れば過剰な期待はできません。
驚異的な回復と伝えられていますが気合いで骨がくっつくわけもなく、離脱のときに井口監督が「本人がどれだけ痛みを我慢しながらできるか」としていましたから無理をしてのものであろうことは想像に難くなく、少しでも負担を減らすために守らせずにDHでの出場となるのでしょう。
二番問題は苦し紛れに藤原を戻しても解決せず、代打角中がヒットを打ちましたので明日は出番となるのか、コップの中での入れ替わり立ち替わりです。
まさかの小窪を仙台に連れて行きましたので少人数での高校野球魂で突き進むようで、支配下選手登録が埋まっているとは思えない戦いぶりです。
この失速の原因をベンチがどう考えて手を打っていくか、「しっかり」とか「やってもらわないと」とか「切り替えて」とか、精神論だけでは止まりません。

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明日への活力に!

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千葉ロッテ 0 0 0 1 0 0 0 0 0 1 5 2
楽天 1 2 0 0 1 1 0 1 X 6 9 0

◆10月2日(土) 楽天−千葉ロッテ22回戦(ロッテ14勝7敗1分、14時、楽天生命パーク、9,851人)
▽勝 岸 22試合8勝9敗
▽敗 二木 21試合5勝6敗
▽本塁打 山崎剛2号(二木)、辰己10号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、小野、中村稔—加藤、田村
楽天 岸、宋家豪、酒居、安樂—炭谷

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