コールドゲーム

17安打3発を浴びての15失点、あわやノーヒットノーランの1安打零封、惨敗は珍しくありませんがここまで一方的となれば申告敬遠は既に導入をされてメジャーではダブルヘッダーで七回制を導入、タイブレークも検討されるなど時短に躍起なのですから、いっそコールドゲームにして欲しかったです。
これが地蔵に出番があれば多少なりとも意味もありますが、7点ビハインドの七回、9点ビハインドの八回、15点ビハインドの九回にそれぞれ打席を与えるでもなく守りからでしかないのであればこれだけの野手を一軍で抱えておく必要は無いでしょう、万が一のために内外野一人ずつでも置いておけば充分です。
こんな中途半端であればいっそ九人野球をやってもらいたかったぐらいで、箸にも棒にもかからない3時間42分の地獄の責め苦でした。

見込み違いだったか

立ち上がりの失点も多い岩下ですが球数が増える中盤での失点が致命傷となることが多く、ただ四球が多いということではなくボールの抑えが利かないときはこういった結果になることはままありますので、こんなものとしか言い様がありません。
もう少し自分のボールに自信を持てないものか、とも思いますが内面は外から言ってどうこうできるものでもないでしょう、状態としては投げては打たれていた春先にも近いような、種市らの事情が無ければ一回飛ばしとしたいぐらいです。
それよりも期待をしていたフローレスの大炎上が残念すぎて、力のあるストレートに低めに丁寧に集めることができる制球力から短いイニングで力を発揮できるのではないかと思っていましたが、今日も全体的にボールが高めでどうにもなりませんでした。
中継ぎとしてはずっとこんな感じですので見込み違いだったとなれば先発としてやり直させるか、一軍の力は無いと見切るか、今後の扱いを見守ります。
そんな中で一人だけ無失点だった永野は2回44球を投げましたので抹消をせずとも明日はベンチ外で大阪に向けての移動日でしょう、フローレスの代わりは上げるにせよ負けパターンは頭数が足りず勝利の方程式も過負荷気味なので、石川には唐川だけで済むようなピッチングをお願いします。

貧打の翌日の猛打はあるか

松井に先発転向へのプレゼントを献上した打線は、下降線に入ってしまったかのようです。
猛打の翌日は貧打の裏返し、貧打の翌日は猛打を明日に期待をしたくもなりますが、しかし前日も3安打でしかありませんでしたので今日にそれが見られなかったことからしてまたしてもの左腕、前回に6回3安打零封をされた山崎福を相手となれば立ち上がりを躓けば厳しそうです。
同じ顔ぶれで臨むのか、浦和組の引っ張り上げを含めて動きを見せるのか、同じ負けるにしても仰向けではなく前のめりで倒れる野球を見せてください。

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◆8月27日(木) 楽天−千葉ロッテ15回戦(楽天9勝6敗、18時、楽天生命パーク、3,503人)
▽勝 松井 6試合1勝1敗
▽敗 岩下 9試合3勝4敗
▽本塁打 ロメロ16号(岩下)、茂木6号(小野)、浅村17号(フローレス)

▽バッテリー
千葉ロッテ 岩下、永野、小野、フローレス—柿沼、佐藤
楽天 松井、津留崎、池田駿—足立

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