華麗なるバット投げ炸裂

エチェバリアの打った瞬間にそれと分かる見事な一発で3位浮上です。
そこまでマルティネスのチェンジアップに全くタイミングが合わずの三打席連続三振だったことで甲斐は落ちるボールが有効とカーブ、フォークを岩嵜に投げさせたのでしょうが、そのフォークが落ちずに高めに入るという最悪な失投を逃さずに値千金のスリーランは華麗なるバット投げでした。
守りではエラーがありましたがあれはスローイングミスではあるものの捕れなかったレアードがペケですし広い守備範囲も見せて、社交辞令ではあってもロッテでプレーできて嬉しい、長くロッテでやりたいと言ってくれたお立ち台も心をくすぐってくれます。
どちらかと言えば率のタイプかと思っていましたがどうしてどうして捉えたときの飛距離は見事なもので、前評判どおりの早打ちでなかなか出塁率も上がりませんのでそこが改善できないと上位を任せるのは難しくも高い守備力があれば今のスタイルでも問題なし、ショートはラ・パンテーらにお任せします。

ワンチャン、ツーチャン

エチェバリアだけではなくチェンジアップ、カーブが多めの配球にはまってほとんど捉えることができず、かなり苦労しました。
チャンスらしいチャンスもなく四回と九回のみ、そこを逃さずにワンチャン、ツーチャンで一本が出るという珍しいものを見せてもらいましたが、技ありでライト前に運んだ中村奨、内に甘く入ったところを叩いたレアード、低めに落ちるボールをすくった藤原と要所での好打に井口監督はご満悦でしょう。
先日の安田と同じく五番に抜擢の佐藤都、岡は機能しませんでしたが、結果を残した選手にチャンスを与えるのもよいことです。
逆に言えばそれだけ五番、DH、ライトとマーティンの穴が大きいことにもなり、角中は箸にも棒にもかかりませんし、和田を使うつもりも無さそうで、佐藤都へのご褒美にしても山口を外したのもしっくりとこず、調子を落としながら前半戦を終えたマーティンではありますが待望論が強まります。

加藤はどうした

二木はイニング途中の降板ですのでベンチの信頼度が落ちているのでしょう、四回までとは別人のように五回以降に打たれましたので仕方はありませんが77球という球数からしても、開幕投手、エースという看板に相応しくないと見られていそうです。
立ち上がりからストレート、フォークのほぼ二本立てで忘れたころのカーブという配球が決まっていましたが単調すぎたか、加藤がアルバレスに二度内に構えた以外は、それも牽制で投げることなく外要求ばかりで、よって投げミス以外はほぼ全てが外だったのもその単調さに拍車をかけたかもしれません。
柳田にまでそうだったので何があったのか、代わった田村はその柳田に内要求をしていましたので、どうにも気になります。
勝利の方程式+αは田中、国吉、佐々木千、益田とこれ以外は考えられないメンツで、田中がいるからこその二木のイニング途中の交代でもあったのでしょう、三連投の益田がバランスを崩したのが心配ですが四連投、五連投もあるのか、そういった展開で大いに悩ませてください。

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◆8月20日(金) ソフトバンク−千葉ロッテ14回戦(6勝6敗2分、18時、PayPayドーム、0人)
▽勝 佐々木千 34試合5勝1S
▽S 益田 43試合4敗25S
▽敗 岩嵜 39試合2勝2敗6S
▽本塁打 エチェバリア4号(岩嵜)、栗原11号(益田)

▽バッテリー
千葉ロッテ 二木、田中、国吉、佐々木千、益田—加藤、田村
ソフトバンク マルティネス、岩嵜—甲斐

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