ワンチャンでボン!

岸に5回3安打零封に抑えられて二試合連続の恐怖に打ち震えた人は手を挙げて、ハイ!、まさかのワンチャンでの逆転劇でした。
寺地の打球を左足甲あたりに当てて精密機械が狂ったのかそこに畳み掛けてまさかの6連打、前日の鬱憤を晴らしてロッテファンは大盛り上がりでしょう。
ボイトに名刺代わりの一発&3安打猛打賞を献上しましたが2連戦で影響は軽微、せいぜい他チームを相手に打ちまくってください。
最下位は盤石ですが借金15を超えてズルズル落ちることなくこのままシーズンを終える流れになって、超低いレベルでの一進一退が続きます。

両目パッチリ

木村が優太を超えるプロ2勝目、先発としては初勝利です。
伸びのあるストレートに阿波野が感心する制球力と高卒2年目、20歳が昨日に打ちまくった鷲打線をねじ伏せました。
ファーストゴロにソトがそのままベースに入ると決め付けたかのようにベースカバーがワンテンポ遅れて先制点に繋がってしまった反省点はありますが、それよりもピーゴロに足を出してヒヤッとさせられたのを勘弁してもらいたく、建山コーチの重点指導はそちらでしょう。
昨季に田中晴を80球前後で代えたのに79球での七回続投が意外でしたが、プロ最長の6回2/3を最多98球は大きな財産になるはずです。
先月に20歳になって10代バッテリーではありませんが高卒二年目バッテリーでの先発勝利は記録じゃないのか、記録大好きニッカンの続報を待ちます。

平常運転

また3点リードがあって二死、敢えて交代は80球ではなく100球目処だったのでしょう。
先発で入った田中晴とは違ってリリーフでイニング跨ぎを経験したこともあり、同じ二年目でも差を付けているのかもしれません。
そんな木村の好投を無にしないためにも最善を尽くす、鈴木を突っ込んで欲しかったですが臨機応変のかけらも無い順番固持、加えて横山でなく小野の閃きは何だったんだろう、まあ左だからと凋落八木と入れ替えての坂本でなかった気遣いは感じられました。

ヒヤヒヤ

3点はセーフティーリードではなく鈴木、中森はいずれも走者を二人抱えて一発を浴びれば同点、木村は気が気でなかったでしょう。
ゴンザレスのゲッツーは助かった、あれは最初のジャッジがセーフだったらセーフのままだったようにも思えます。
中森もなかなかピシャリといかず悪癖の四球がありましたがボールには力がある、何やかんや10試合連続無失点で足場を固めつつあります。

DH藤原

打撃陣は11安打を放つもうち7本が六回、ワンチャン命でした。
岸のカーブに翻弄されてマジで危なかった、大事には至っていない前提の軽口ですが寺地が文字どおりにノックアウトさせたことになります。
振りの鈍さでテクニックが走っているのが気にならないわけではありませんが安田がマルチで気が付けば2割6分台、山本にも久々のヒットです。
藤原のDHが引っ掛かりはしますがどうせ理由は明らかにならない、肩の再燃じゃなきゃいいけど、打席での違和感は見られませんでした。

平常運転、その2

攻撃面でも平常運転でした。
三回無死一塁で高部に送らせずに、送っていれば寺地のヒットで先制できていたのに野球が下手すぎます。
それでいて六回に4点リードとなった無死二塁、3点リードの無死一塁では友杉にバントを指示して序盤は大量得点を夢見てイチかバチかに賭ける主義なのかそれとも友杉限定なのか、あれだけ主導権を握られて先発が泣きを見ているのに実行できないままに2021年のスローガンは忘れ去られました。

にんまり

そしてキャプテンがさくっと復帰です。
途中出場で守った兆しのとおり、予想どおりではあって、こうなるとスタメン落ちは不振が理由ではなく体調不良だったのでしょう。
それでも代打で打席を与えられて復帰計画は至れり尽くせり、茶谷が泣いています。
でも吉井監督なのかサブロー頭なのか、きっとその藤岡が貴重な2点タイムリーツーベースでにんまり、鼻高々、藤岡には恩寵に応えるべく頑張ってください。

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◆7月2日(水) 楽天−千葉ロッテ13回戦(楽天8勝5敗、18時、楽天モバイルパーク、24,941人)
▽勝 木村 16試合2勝1S
▽S 中森 23試合2勝2敗5S
▽敗 岸 10試合4勝3敗
▽本塁打 ボイト1号(木村)

▽バッテリー
千葉ロッテ 木村、小野、鈴木、中森—寺地
楽天 岸、今野、渡辺翔、内、西垣—石原、堀内

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