巨人に連勝して勢いが付くかと思った交流戦は中日にスイープを食らって、あっと言う間に借金です。
鈴木がやらかすなど先発の好投をリリーフが壊す試合もありストレスが溜まって、しかし決め手に欠く打撃陣が最大の原因とは衆目の一致するところでしょう。
とは言え全く打てていないわけでもなく交流戦のヒットの数は6、4、7、5、8と、やっぱ打ててねーな、でもそれ以上に攻めのヘタクソさが際立ちます。
サブロー頭になっても序盤にバントをさせず大量得点を夢見て先発を援護できない、リリーフもあと1点でもあればと、そんな試合ばかりです。
産みの苦しみ
これも産みの苦しみと耐えるしかないのか、産みという意味で僅かながらでも変化の兆しはあります。
山本を四番に据えて一番から四番までを固定して、二番寺地はどうかと思いますが待ち望んでいた状況です。
特定の選手に偏ってはいますが少しずつでも走ってエンドラン、ランエンドヒットも増えてきたような、サブロー効果かもしれません。
とは言え藤原はともかく寺地、池田、山本とビギナーズラックに頼っている面もあって本来は名を連ねるのが当然の選手たちがこの間に調子を整えねばならず、しかし佐藤はからっきしのままで高部もイマイチ、大枚を叩いた助っ人はてんで話にならないです。
オフの過ごし方
これは結果論でしかないのですが活躍した選手のオフの過ごし方、どうにも引っ掛かります。
公式Twitterに掲載されたものに限ってですが小島、佐藤、鈴木、岡ら引っ張りだこだった選手の今を見ればどうよと、疲れが抜けないとか相手の研究を上回る鍛錬ができなかったんじゃないのとか、やっていないはずもないですが結果が全ての世界です。
先発で目が出かけていますが本来のポジションで力を発揮できなかった横山もそう、ちょい前には年末に逃走した高部も年が明けて故障で出遅れました。
Xデー近し?
野手の起用が落ち着きを見せ始めたのとは対照的に、吉井監督の継投に首を傾げるケースが目立ってきました。
吉井メソッドに則って選手が怪我をしない野球を第一に、を一概に否定しませんがそれでいて例えば坂本の使い方には疑問ばかりです。
やたら小島と種市に厳しく情緒不安定にも思えて、ロッテの体質として休養の可能性は低いと考えますがそうせざるを得ない状況が近いかもしれません。
流れるのは・・・
で、地元に帰ってきてのサモンズです。
分からんなぁ、二軍は数字だけではないにしても直近に三回途中に5安打5四球でKOされた、しかも対新潟で、そんな投手を次の登板で一軍の先発として起用するには確固たる理由がなければならず、雨予報にデビュー戦での2回5四球ながら1失点で試合には勝った再来を狙っていたら笑えます。
それだったら河村を見たかったですが日数が足りず、しかし明日を穴として計画的に河村を回していれば、やろうとすればやれたでしょう。
つまりはサモンズありきとしか、西野を抹消しなければよかったのに、これで二戦目に西野で以降を中7日の余裕ローテであれば身の程知らずです。
昨日の時点ではもしかしたら流れるかもの予報は小降りとなってきっと流れない、流れるのはロッテファンの涙だけ、なんてオチは要りません。