予定どおり、らしい

鈴木に投げ負けるなんてありえない、がフラグになりかけましたが、無事に逆転勝ちで佐々木朗が二桁勝利にリーチです。
しかし5回58球での交代にはビックリで、むしろ登板間隔が空いて少しでも長いイニングを投げなければならないはずがどこかを気にしている素振りはありませんでしたし、ベンチに戻ってすぐにそういった挙動でしたので試合後の井口監督のコメントどおりに予定どおりだったのでしょう。
それが規定投球回を意識して登板間隔を詰める、のが理由とも考えづらいのでまだ万全ではないのか、次の先発タイミングが注目されます。
そんな佐々木朗のピッチングはいきなり甘く入ったストレートを叩き込まれて一死一二塁のピンチも背負いましたが連続奪三振で切り抜けて、160キロチャレンジは企画倒れで代わりにグッズがプレゼントされたようですが、以降は変化球中心で危なげなかったです。
あれだけフォークが多かったのはあるいは五回までと決めていたからなのかもしれず、やられた木村にストレートを投げずの仕返しは痛快でした。

零封リレーで締める

4イニングもあると誰かが躓くのではとの不安はありましたが、西野、益田、佐藤奨の零封リレーでした。
大量リードもあって気楽に投げられたところもあったにせよ、西野はちょっとバタバタしましたがあの近藤がバウンドするフォークを空振りしましたのでそれだけキレがあったのでしょう、益田のシンカーも低目に復調傾向が見られましたし、それぞれ決め球にはいい結果だったように思います。
こちらも予定どおりだったのかもしれない佐藤奨のロングはこの展開で使うのがもったいないぐらいに、今日が中6日で佐々木朗に押し出されましたが本前のところに充てるかと思っていたので土曜日はどうするんだろう、ロメロを戻すのか中5日の小島なのか、そして二木が一軍に合流しているっぽいです。

守りは大事

いつの間にやらサイドからアンダーに変わっていた鈴木はBIGBOSSの発案らしく、危うく有頂天のコメントをされるところでした。
緩いボールを待ちきれないようなスイングでそこそこ得点圏に走者を出すもあと一本が出ない、のパターンはそもそも内野安打を含む2安打でしかありません。
そういうときこそ四球とエラーが崩壊の兆し、とはよく言われますがこの試合もそう、五回に日本ハムが一気に崩れました。
先頭打者を歩かせて荻野の打球は痛烈ではありましたがあれだけ大きく弾けば実質エラーでしょう、高部が送って中村奨が犠牲フライ、そして井上が「三度目の正直」と実況が絶叫の同点タイムリーに安田が上手くすくってのライナーは伸びがあったにせよグラブに入れながらも木村が落球はラッキーチャチャチャ、六回も二死から連打で1点を失うと四球、無警戒の中村奨100盗塁に清水が悪送球して山口のゴロはまた佐藤がエラー、井上がとどめのライト線です。
つまりは勝たせてもらった感ですが対して茶谷が派手さは無くも好守を見せるなど女神の微笑みを引き出した、ミスにつけ込めたのも前向きにいきましょう。
先制アーチの木村が綻びのきっかけとなって、前日のやり返しとばかりに2イニング連続の4得点、あれこれ面白くもありました。

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日本ハム 1 0 0 0 0 0 0 0 0 1 5 2
千葉ロッテ 0 0 0 0 4 4 0 0 X 8 8 1

◆9月14日(水) 千葉ロッテ−日本ハム20回戦(ロッテ12勝8敗、18時、ZOZOマリン、18,975人)
▽勝 佐々木朗 19試合9勝4敗
▽敗 鈴木 17試合1勝1敗
▽本塁打 木村2号(佐々木朗)

▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、西野、益田、佐藤奨—佐藤都
日本ハム 鈴木、河野、北山、堀—清水、古川裕

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