常勝は負けない

勝てませんでしたか負けませんでした。
今日の安田は四番サードでフル出場、もしまたファーストだったら終わったも同然だっただけに吉井監督がぎりぎりで踏み止まったと言いますか煽っていると言いますか、それはそれで前日の二番に何の意味があったんだよと突っ込みたくなったりはします。
上田は六番DHでファーストはやらせないのかな、池田を使いたかったのがあるにしてもこのあたりはセカンドで杵柄を思い出させようとしているかのごとき中村奨との絡みもあって明日はどうする、宮崎にも3打席、4打席をあげたい、藤岡はどうした、ベンチの手管を注目したいです。
さて安田、3四球にタイムリーと続けて結果を示せたのが喜ばしく、打てるボールではなかったですが無理に振らない姿勢は四番よりもやっぱ六番あたりがはまる気がしますが引っ張りが続いているのは意図的かたまたまか、前者でありかつ何でもかんでもでなければ楽しみな今季でしょう。
ただ昨季も一時期にありましたがややグリップの位置が低めになっていて、またしてもの旅の起点でないことを願うばかりです。

押し込み

安田より目立ったのは西川で、3安打猛打賞でした。
どれもセンターから逆方向は飛んだのではなく飛ばした感じでインパクトのときに押し込めていることでああいった打球になっていそう、大事な右手が大事なくてよかった、例えば茶谷のカット打法みたいな上手くではなく力技で持っていった打球には勢いがあります。
これが一線級を相手に同じスイングができれば凄いことになりますが今は自信、そして型をがっちりと固めるのを優先にやっていきましょう。

先輩の意地

そんな西川に席巻されて記事になっていない中森は、3回2安打零封でした。
ボール先行になるシーンがあって割と捉えられた打球もありましたがそれでも33球と球数少なく、悪癖の意味なく抜けてしまうのが少なめで攻めの姿勢でいけたような、パーフェクトだった田中晴には及びませんが先輩の意地は見せたピッチングです。
このあたりも田中晴を先に使ったベンチの煽りであれば、この時期だけでなく開幕後も維持できれば面白くなります。

酷い

対して二木が散々で、いきなり初球をセンター前に運ばれて息つく間もなくヒットを打たれて、そして甘く入ったストレートを放り込まれました。
あの腕を下げたのがどういう思惑かは分かりませんが打者が見づらそうにしている素振りは無く、ここまで果実は育っていません。
そう簡単に新しいフォームが馴染むわけがないと長い目で見る必要があるにしても不調は2年続けばもう衰え、3年目に入る二木がもしまた足踏みとなればやれトレードだ、現役ドラフトだ、どころかあっさりと肩を叩かれてもおかしくはない炎上劇でした。
高卒投手路線の走りだった二木には思い入れがありますし頑張って欲しいですが、苦しい、そして哀しいです。

リリーフ高野脩

河村はストレートの数字があまり出ていなかったっぽいですが以前よりも上から投げ込んでいて、かなり角度がありました。
2イニング28球と負荷をかけて次にいつ投げられるか、間隔を詰めつつおそらく先発での起用になると思われ夏場以降がターゲットでしょう。
明日の先発かと思っていた高野脩がリリーフで1イニングだったのがベンチの宗旨替えか何かあったのか、自分は先発としての存在を忘れたりしていましたが昨オフには田中晴と遜色ないプロスペクトだった吉井監督の方向性が今後にどうなるか、狸の踊りが終わるころに答えが見えてきそうです。

その他もろもろ

今日も寺地にヒットは成らずも四球を選んで、内容は置いておいても愛斗、山本、石垣、和田に出たのは大きいです。
残念ながらレギュラーに近いポジションではありませんが開幕一軍に向けてあると無いとでは大違い、こつこつ一日1本です。
せっかく合流させたのだから使えばいいのに植田は代打でリリーフ捕手は立松、バネ仕掛けで進塁を許しました。
寺地もそうでしたし難しいのは分かっていますが前に小さく落とすってできないのかなぁ、バウンドした角度とかいろいろあるでしょうがとにかくずっと目立っていて、バント練習について「マシンでやるバントはおざなりになる」とは金子参謀でじゃあブロッキング練習も江村コーチが投げる練習でいいのか思い切り投げているとは見えず、もう何年もずっとだもんね、右も左もとなると最初のボタンを掛け違っているのではと思えてなりません。

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◆2月19日(水) 広島−千葉ロッテ1回戦(1分、13時、コザ、不明)

▽本塁打 末包1号(二木)

▽バッテリー
千葉ロッテ 中森、河村、二木、澤田、高野脩、菊地—寺地、立松
広島 佐藤柳、高橋、岡本、遠藤、鈴木、河野、益田—持丸、清水

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