両チームで22安打9四球となれば仕方ないのかもしれませんが決め手に欠くロースコアゲームで4時間弱、これが勝っていれば満足感はあったでしょうし大敗なら早々に見切ることもできて、どちらも無い、中継ですらイラついたのに現地のロッテファンには真夏の拷問だったでしょう。
酷いよなぁ、勝ち負けは置いておくとしても負けがただの負けでしかない、ろくに得るものが無い、文字どおりの消化試合でした。
へ?
まずスタメンに目を疑いました。
西川を二番に山本を代わりの四番に復帰させてどちら起因だったんだろう、二番最強の西川ありきで空いた四番に山本だったのか四番山本で再編したのか、どうあれ四番に山本を戻す理由が分からずエスピノーザを得手にしているわけでもなく、一方で山口はさくっと控えに舞い戻りです。
前の試合で代打を出されて予感はありましたが2試合連続アーチでも3打席凡退で外される、先日の池田欠場もですが勢いの無視っぷりが絶妙すぎでしょう。
エスピノーザに3打数2安打の宮崎ではなく7打席1四球でしかない藤岡とデータ的な観点での起用でもなく、サイコロでも振ってるのかな、ってとこです。
はぁ?
強気の作戦はいつもどおりです。
八回無死一塁でバントをされて内野安打になってしまっての一二塁でオリックスは紅林であろうが送らせる、ミスってゲッツーにはなりましたが三塁進塁を許して若月の決勝タイムリーとなって、でも岸田監督が秀でているでなく当たり前の指示をしただけでしょう。
裏に無死一塁でしかし藤岡にはそのまま打たせて打ち上げるのは毎度のこと、ペルドモに若月、岸田監督らは腹の中でせせら笑っていたに違いありません。
実況も「バントの気配はありません」と半ば呆れてましたな、権力に迎合することなくこっち側の人でちょっと安心しました。
愚者を演じる
さて、タイトルです。
豊臣、と言うよりは羽柴秀吉の謀臣として名高い黒田官兵衛は晩年に家臣に対してことさら辛く当たって、しかしこれは隠居後も隠然たる存在感のある官兵衛から当主の長政に忠誠が向くよう敢えて嫌われ者に徹したと、真偽不明な逸話ですが官兵衛の深慮遠謀が窺えるものです。
吉井監督とサブロー頭はこの故事に倣って福浦政権をファンや選手たちが心待ちにするために、愚者を演じて全ては福浦のために、ってとこでしょう。
まあ福浦二軍監督もバント否定派っぽいけどね、サブローの旬も短かったなぁ、それでも金子元参謀よりはマシだけど、残念すぎます。
厚く、高い
小島は6回途中を2失点と粘り強く凌いだと言えなくもないですが、六回を投げきれず先発の責任を果たしたとは言えません。
前日の「コーナーを狙いすぎず攻めるところは攻める」との意気込みとは裏腹なピッチングで、慎重になりすぎと自信の無さとの二重奏に見えました。
いきなり先頭を歩かせてイヤな悪寒しかなく先制点を押し出しで許すなど結局はコントロールで、114球の球数はあれど若月をストレートで歩かせての交代は当たり前、序盤に援護をもらえずも負けを消してもらった打線に今日は感謝をせねばなりません。
しっかしまたしても先発が5勝目の厚く、高い壁に跳ね返されて先発のシーズン最少勝利数はいくつなんだろう、チームとしての、ざっと調べてみた感じだと2017年の二木の7勝が最少に思えますがだと更新の可能性が高い、ちなみに先発に限らなくてもこの記録が最少です。
死苦ぅ~
勝ち越されたのも横山が先頭を歩かせたのがきっかけで澤村は相変わらずで、見た感じは逃げての四球ではなくも攻めているふりかもしれず、やっているつもりだけみたいな、早打ちで得る四球はリーグ最下位なのに与える四球は楽天とさして差が無いリーグ5位の多さとなれば勝てるはずもないです。
そりゃ打たれて失点するのも見ていてしんどいですが歩かせてのはもっときつい、援護点をなかなかもらえず心理的に守りに入ってしまっているであろう気の毒さはあれそれにしたってね、ロッテの四球は死に苦しむ一里塚、死苦ぅ~、雨は何とか大丈夫そうな明日のボスもここのところ四球が目立ちます。
個人事業主
いいとこ探しは最強西川、3安打猛打賞です。
打席が少なく率で上回っても新人王は難しいですがでなくても達がいるし、でもギリでも規定打席に乗せて3割ちょいでしかない首位打者争いに加わってまさかの奪取となると可能性が無いわけでもない、そのときはアホな記者たちがネックだけど、よってまずは2割9分台に乗せましょう。
2割7-8分をブロック崩しのごとく上下していた藤原が2割6分台に落ちてヤバしとなってのマルチで持ち直したのも材料でこちらも3割に近付いていけば最多安打を狙えないこともない、寺地はここから狂ったように打って10代での100安打を目指そう、プロ野球選手は個人事業主です。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| オリックス | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 1 | 0 | 3 | 12 | 0 |
| 千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 2 | 10 | 1 |
◆8月9日(土) 千葉ロッテ−オリックス17回戦(オリックス11勝6敗、18時、ZOZOマリン、27,563人)
▽勝 岩嵜 19試合3勝
▽S マチャド 41試合2勝3敗19S
▽敗 横山 28試合2勝3敗
▽本塁打 太田6号(小島)
▽バッテリー
千葉ロッテ 小島、澤田、小野、横山、澤村—寺地
オリックス エスピノーザ、岩嵜、ペルドモ、マチャド—若月