真春の夜の夢

練習試合でチーム打率が3割を超えたのは何だったのか、昨日は5安打で今日は3安打、シェイクスピアもびっくりです。
負けこそ免れたもののそれも内山が出血大サービスの仕上げとばかりに同点をプレゼントしてくれたからで、投手を攻略してのそれではありません。
合流した荻野、角中、井上のベテラン勢に快音が聞かれないのも寂しいですがどうしたポランコ、遠心力のようなスイングにボールが当たらずセントラルのチームにデータを握られた結果であればパシフィックでも一時期に走れてもあっと言う間に研究し尽くされる恐怖感が漂います。
それでも盗塁を敢行したり振り逃げをゲットしたりと真面目さがいつか実を結ぶと、二打席で引っ込む山口とともに「伸びしろ」とでも考えましょう。

平沢がマルチ

昨日にひと押しが足りなかった平沢が3安打のうち2安打を放って、今日はセンターでフル出場でした。
昨日のそれも技ありのバッティングでしたが今日もセンスを感じさせるマルチは一方で力強さには欠ける、とはあのライトスタンドを見れば違うと思いたいですが振るよりも当てるが平沢には合っているような気がして、どうなんだろう、そうであれば四球も含めての出塁率が勝負になるのでしょう。
難しげなクッション処理がまだありませんが外野を無難にこなしているのは打球判断、守備範囲、返球先のチョイスなどなど、急造にしてはいけています。
守れないっぽい高部はバットは好調なのでDHとすれば山口、ポランコが押し出されて、山口はファーストもありますがここまで守っていないためライトがポランコならレフトかもしれず、しかし荻野センターを一日で止めたことからして吉井監督なのか福浦ヘッドなのか頭の中を覗いてみたくもなります。
その他の打者はヒットどころか芯を食った打球も数えるほどの情けなさよ、社会人ドラ1ながらもルーキーにさくっと抑えられて凄みはありましたが高梨にはパーフェクト7三振で追い付いた小澤にも実質的には負け、さすがはセントラルの覇者は簡単には弱者に光を与えてはくれません。

エラー中森

美馬は一発は浴びましたがあれは甘くはあっても外寄りのボールを巻き込むようにスイングした濱田が上手かった、そこは気にしません。
石川ら先発候補の離脱が続いているため、美馬が無難と言えば無難に3回をその被弾による失点のみで終えたのは大きな収穫でしょう。
抜け気味だったようにも思えましたが美馬はあんなもののような気もして、神様らがいないことを加味してもよい結果だったと思います。
それにしてもヤクルトは助っ人の目利きもそうですが塩見に続けと長岡がものになりそうで濱田には一発があって内山は守りを度外視すれば小柄ながらもパワーを見せ付けて、打撃コーチの手腕なのかメソッドなのか、福浦政権のときには師と仰ぐ大松が戻ってくるとなればそのあたりの吸収をお願いします。
国吉はそれっぽく投げているだけで昨季と雲泥の差ですから期待しすぎずまったりと、中村稔も崩れそうで崩れずに持ち堪えました。
ちょっと多すぎなのは中森のエラーで自らもそうですが波及して足を引っ張られるケースがちらほらと、練習試合では4失点ながらも自責1で見た目はよいですが被打率は高く非常識なストレートはゴロが7割となればこのエラー連鎖は致命的にもなりますので隗より始めよ、まず中森のエラーを撲滅しましょう。

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ヤクルト 0 1 0 0 0 0 0 0 0 1 5 0
千葉ロッテ 0 0 0 0 0 0 1 0 0 1 3 1

◆3月5日(日) 千葉ロッテ−ヤクルト4回戦(1勝1敗2分、13時1分、ZOZOマリン、10,981人)

▽本塁打 濱田1号(美馬)

▽バッテリー
千葉ロッテ 美馬、国吉、小野、中村稔、横山、中森—松川
ヤクルト 吉村、高梨、小澤—内山

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