佐々木朗がグランドスラムを含む5失点で、100球を目処が五回を投げきれずの降板です。
ここからの4試合はビジターで自分の視聴環境では中継が観られないためスコアテーブルとダイジェストでしか判断ができずピッチングの質については分からないのですが、四回までも3安打ながら69球と球数が多かったのがこの試合での一番の課題でしょう、本格派の宿命でもあります。
打者にとってのホームランがそうであるように投手の奪三振は華で今日も8つを重ねましたが、しかし最低でも3球が必要ですからどうしても球数は増えてしまいますし、試合後の井口監督は理想を追い求めすぎとのコメントは連続四球を含めてのものだと思われ、松川のリードを指してもいるのでしょう。
ここまで10回零封は17奪三振と出来すぎ感がありましたからこの小休止はさほど気にすることはなくも中6日で回すのであれば球数を減らす工夫は考えなければならず、とは言えシーズンを通してのピッチングは今季が初めてですので頭でっかちにならずに投げていく中で見つけていくでよいように思います。
国吉やばし
それよりも国吉がやばいです。
いつものボールに体を持っていかない加藤ではありましたが記録どおりの暴投ではある失点は全体的にボールが暴れていたからでしょう、ハーマン化どころかこうも立て続けにやられるとミラーかよと、勝利の方程式どころか開幕一軍すら危ういです。
唐川、佐々木千に続いて国吉もいない中継ぎ陣となれば昔の名前だろうが新しい名前だろうがチャンスが転がっている、そうとでも思うしかありません。
いいぞ平沢
打線はがしがし放り込みましたが、平沢のタイムリーが一番に嬉しいです。
外低めのボールを技ありで、しかし力強くレフト前に運んだヒットは開幕サードに向けて大きな一打でしょう、怪我だけは注意してください。
ベンチも入れ替えがあったようで和田、福田光、出場はしなかったですが三木の姿が、これで池田out、三木inになったら笑うしかありません。
調子を戻しつつあったようにも見えた山口が2打席2三振での交代も気掛かりではあり、佐々木朗の豪牽制を捕り損ねたショックでもないでしょうが混雑だったはずのファーストがレアードは守らず菅野は調子が上がらず、まさかの開幕ファーストに岡もありそうです。
そんな中でも姿を見せない田村はどうした、岩下はどうした、どうも体調不良だの調整遅れだの、そんな選手が多すぎます。
| 1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 計 | 安 | 失 | |
| 千葉ロッテ | 1 | 1 | 0 | 1 | 1 | 1 | 0 | 0 | 0 | 5 | 9 | 1 |
| 巨人 | 0 | 1 | 0 | 0 | 4 | 1 | 1 | 0 | X | 7 | 9 | 0 |
◆3月18日（金） 巨人−千葉ロッテ1回戦（巨人1勝、18時、東京ドーム、11,655人）
▽勝 今村 6試合1勝1敗
▽S 大勢 6試合1S
▽敗 小沼 6試合1敗3S
▽本塁打 中村奨2号（菅野）、レアード2号（菅野）、藤原1号（菅野）、岡本和5号（佐々木朗）、ウィーラー2号（小沼）
▽バッテリー
千葉ロッテ 佐々木朗、小沼、国吉、益田—松川、加藤
巨人 菅野、ビエイラ、今村、畠、デラロサ、大勢—大城、小林