雨に消えた7220円

予報どおりに19時には上がった雨に開催の判断は正しかった、しかし自転車野郎にあの雨はきつすぎました。
ただでさえ数が少ないのに現地観戦が今季3試合目の中止だと早合点したのを誰が責められよう、球場は珍しく風が弱かったみたいですが自宅周りはそこそこで雨粒は45度の角度だったし、開始時刻を遅らせているのを知って球団の覚悟を見ましたが一度切れた気持ちを戻せなかった心の弱さです。
捨てた7220円は焼肉きんぐで黒毛和牛を食べてもお釣りがきた、こういったケースでなくてもそれは同じですが無駄金に悔いしか残りません。
まー、観戦成績がさらに悪化しなかったを慰めとするしかない、中継で見てもつまらん試合だったし、地元での連続勝ち越しはさくっと鷹に止められました。

目指せ落合

山口があっさりと初芝に並びました。
上茶谷が打たれた瞬間にうつむいた打球はバックスクリーンに、前日の弾丸ライナーとは違って放物線を描いた一発です。
実況がやたら覚醒の単語を繰り返す高揚感が分かる長距離砲そのもので、月間MVPは4割4分台を誇る柳田になるとしても8発目の山口は遜色ありません。
弾丸はパワーでしょうが放物線で伸びていくは生来の飛ばす能力、30発をコンスタントに打てる和製大砲への期待にワクワクします。
その30発が次の目標かと思いきや試合中のレポートで「落合さんに少しでも近付けるように」と志は高い、さすがは初めて四番を任されたときに緊張どころか「打席が多く回ってきて嬉しい」と言っただけのことはあるロッテには稀有なポジティブシンキングで来季中の通算100号が待たれます。

ブレーキ

四番を重要視しないサブロー監督はそんな山口を三番にスライドして、サブロー野球の根幹である藤原、西川の核弾頭をシームレスに山口に繋ぐが目的と思われ、必ずしも間違ってはいない、しかし昭和の人間は四番山口に未練があって、そしてこのカードは目論見が足を引っ張りました。
藤原は13タコで5三振、西川は13打数2安打4三振で山口の前でチャンスメイクできず、チャンスにポイントゲッターになれず、転けたらチームが転ける構図です。
ともにソフトバンク戦を苦手にしていて一番の低打率、たらればですが三番佐藤、四番山口の方が点になった気がする、まあ巡り合わせではあります。
理解できなかったのが四番佐藤、ではなくファースト佐藤でDHが山口ならまだしもソトを据えて佐藤>ソトの評価なのか疲れがあるほどに出場していない最近のソトだし、それとも来季以降に向けて佐藤にファーストの場数を踏ませたいのか、しかしそのときに一番手になりえる松川は代打を出されてのお役御免でした。
佐藤の守りはつまらんキャッチミスと難しくも捕球できていればの打球処理で結果として毛利の足を引っ張った、もったいなかったです。

意地

目に見える差を無視できなくなったか今日はサードに安田、意地のツーベースを二本です。
二本目が惜しかった、あそこで1点を取れていれば前日の再来と盛り上がったでしょうに送球が逸れて回り込まざるを得なかった小川が憤死、山本祐の両足はラインの右にあってそうでなくても逸れればコリジョンとはならない風潮にぶつかれとも言えないし、怪我のリスクを負ってまでの今ではありません。
しかし寺地を諦めきれないのかきっちりと代打で起用してしかも内野安打ながらもヒットを打ってバントも決めた茶谷に代えてってどういうことよ、采配もありますが選手への評価がこれでもかとサブロー監督と合わない、正しいとか間違っているでなく相性の問題です。

力不足

毛利は初回の失点こそ免れましたが二回にビッグイニングをこしらえて、佐藤絡みの不運はあったけど、5回8安打4失点で借金完済は成らずに沈みました。
いつもより低めを意識したピッチングにはなっていてしかしその低めがバウンドしたりして決まらない、挙げ句に甘く入って捉えられる悪循環です。
左打者を不得手にしていてずらりと並んだ左打者にしてやられて、怖さが無いのでしょう、球威があるタイプではないですし苦しさが増します。
大学時代はコントロールの不安は無かったのに見るからに寄ってしまっている小島系、このままだと勝ち負けについては園川になってしまいかねません。
高めにいきがちで左打者に死球上等というわけにはいかないですし、現時点はシンプルに力不足ですがルーキーイヤーと割り切って情報収集に重点でよいです。

完璧

前日に続いて継投はほぼ完璧でした。
八木と小野がとにかくいい、八木は一時期に躓きが見られましたが立ち直って無双が続きます。
小野もあまりリードしている展開での登板が多くないために目立たないですが安定していて、あと二年で取得の国内FA権にぞわります。
鈴木は気のせいか守備に助けられるケースが目立つ、今日も本人にすれば当たり前でしょうが小川の好守が炸裂しました。
澤田も立ち直りの兆しが出てきて、それだけに吉川、ロング、毛利と六回に至れない先発陣の不甲斐なさが際立ちます。

打ち出の小槌

二軍戦はあっちの井上に三試合連続弾を浴びるなどして、スイープを食らいました。
しばらく姿が見えず心配していた中山はプロ初先発で2回1安打零封、初回に140キロ台後半だったストレートが二回には140キロ台前半に落ちたのが気にはなりますが伸びやかでぶっちゃけ石垣元より多く見てみたい、ただ細身が相変わらずで無理をさせるにまだ早いです。
3試合続けてノーヒットに抑えていた茨木は悪癖の四球が絡んでグランドスラムを浴びてしまい、また一から積み上げとなります。
これまたお久しぶりの奥村には困った、打者推しのバイアスを否定せずも菊地ばりの高めに抜けまくって球威があるタイプでないのにどう抑えればいいのか、2イニング目には140キロ台が出なくなってなおさらに、腕がやや横に出てくる左腕は面白い存在ですがそれを活かせるレベルに至っていません。
攻撃陣では意味不明に抹消された立松が今日もマルチで降格後もめげることなく打ち出の小槌よろしく21打数10安打とサブロー監督の失態が如実に、先のことを考えれば来季が不透明で出番が減りつつもあるソトでなく立松が正解と考えますが、嗜好が強く働く現状では何らおかしくないのでしょう。
そういう意味では先日の鎌ケ谷に続いて確信歩きの豪快弾を叩き込んだ宮崎竜が、あの仕打ちをされる茶谷と入れ替わる日が近い悪寒がします。
二軍でも打てない友杉、センターを守った高部の今後も注目されて、まだまだ酷暑が続きますが秋に向けた動きに目が離せないです。

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◆8月27日(木) 千葉ロッテ−ソフトバンク20回戦(ソフトバンク13勝6敗1分、18時20分、ZOZOマリン、27,565人)
▽勝 上茶谷 32試合8勝1敗1S
▽S 杉山 43試合1勝2敗25S
▽敗 毛利 15試合3勝5敗
▽本塁打 山口25号(上茶谷)

▽バッテリー
千葉ロッテ 毛利、澤田、小野、八木、鈴木—松川、佐藤
ソフトバンク 上茶谷、津森、松本裕、杉山—山本祐

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