2025年通信簿 シーズン総括 野手

【2025年成績】 143試合 4790打数 441得点 1153安打 打率.241 199二塁打 20三塁打 73本塁打 421打点 68盗塁 337四球 65死球 1038三振

今季も決定力不足でした。
吉井監督が何度も「あと一本が」と嘆きましたが数字が裏付けていて、昨季に比べて率が7厘減で得点を52と1割以上も減らしたのは減りすぎでしょう。
じゃあ選手が勝負弱かっただけなのか、送らないイチかバチか野球のせいもあったのではないか、打てないのに犠打数は15%ダウンです。
走らないのも相変わらずで2年連続のリーグ5位では連打か長打しか無い、しかし両舶来砲の不振を山本でカバーするもトップの日本ハムとは50発以上も差があってはどうにもならぬ、西川がリーグ最多の二塁打を放ってもチームとしては減じて全くお話になりませんでした。
早打ちながらも四球をもぎ取るしぶとさが今季は100近くも選べなくなって出塁率が3割を切って、舐められてぶつけられたのはダントツに多かったです。

プラマイゼロの捕手陣

佐藤の台頭でやっと固まるかと思った捕手陣は、その佐藤が故障続きかつ二年目の躓きで大きく数字を落としました。
そこを田村ではなく伏兵の寺地が埋めたのは嬉しい誤算の規定打席に達してプラマイゼロといったところか、しかし寺地も終盤戦に右肘痛でDHがメインとなって復帰した佐藤はバッティングの調子が上がらず、田村は忘れたころに程度、プロ初ヒットの植田はまだ計算できる存在ではありません。
そして誰も彼もが走られる、これはクイックができない投手陣との共犯にしても寺地、佐藤とも阻止率が1割台前半はあまりにしょぼすぎです。
加藤匠譲りのバネ仕掛けのブロッキングの拙さも改善せずここもある意味でプラマイゼロ、顔ぶれに変動がありましたが足踏み状態とも言えます。
リード面では内を突くようになりつつありますが基本は対角線で必ずしも攻めてはいない、そして与四球はジャスト100の大赤字でした。

聖域が崩れた内野陣

最終盤に帳尻合わせをしたものの小川がもうひとつ伸びきれず、二遊間ガチャは解消されませんでした。
ショートは友杉が116試合でレギュラー格も打撃が伴わず吉井チルドレンの恩恵でしかない、あの程度なら同じぐらい使えば茶谷だって残せると信じていてしかし逆チルドレン、セカンドは藤岡がメインで小川が二遊間を守って3人で何とか凌いだ構図です。
そう、中村奨のための内野シャッフルだったのにやっぱセカンドがいいと親の心子知らずに堪忍袋の緒が切れたのか1割台でも我慢してもらっていた重鎮扱いを解除されてセカンドで僅かに2試合でGWを最後に浦和暮らし、藤岡も100試合を切って聖域が崩れたのが数少ない救いでしょう。
中村奨は手術に至って藤岡も体調不良と守りの不安で守備固めを出されるケースがままあって、落日が著しいです。
その中村奨が消えたのもあってかサードに復帰した安田はしかし二年続けてのノーアーチでこの宮崎でまたファーストを守って先行きが怪しい、ファーストはソトが残留っぽく池田、上田も多く守って山口も外野から追い出されつつあり、そこに安田が加わると無駄が多すぎます。

鉄壁の外野陣

一方で外野陣はタレントが揃いました。
終盤戦での長期離脱が痛かったですがやっと藤原が規定打席に達して肩の不安が無くなったのか守りもよくなって、こちらは惜しくも規定打席には届かずも国産砲最多の11発と覚醒しつつある山本も守りに不安は無く、そして西川、新人王を狙えるバッティングに補殺はGGだっていけます。
さらには出足は悪くなかったものの寝ても覚めても流し打ちで坂道を転げ落ちた高部が強く引っ張るようになって急上昇して8月以降は3割3分台と打ちまくって控えには過ぎたる活躍で、若くて守備固めが要らない4人が揃えば愛斗の存在価値がぐぐっと下がってしまうほどです。
よって故障で出遅れた荻野と打てなくなった角中が二軍漬けで荻野は退団となってしまい、世代交代が一気に進みつつお休みが長かったもののベテラン枠の岡が健在で隙が無くなって和田を持て余す贅沢さよ、山本と西川の二年目に懸念はあれどチームで唯一の安心できるラインアップとなりました。

来季はどうなる

捕手は佐藤vs寺地が予想されます。
佐藤は手術をした影響が寺地は肘の状態が心配されますがどちらかがいれば形にはなる、万が一は田村に頑張ってもらってサポートに松川、植田です。
そも寺地が捕手のままでいいのか議論もありますが確かに佐藤も寺地も万全だと梨田と有田みたいにもったいなくはあって、しかし練習をしていたファーストはそうでなくても過密で昔取った杵柄のサードは安田、池田と被ってならばDH、ポランコの代わりは二遊間でDHを空けるが妥当でしょう。
その助っ人二遊間がエチェバリアになれば理想ですが友杉、小川、藤岡に茶谷を加えてフラットに起用すれば何とかなると思いたい、宮崎もいて何なら池田もセカンドを守れる、劇的な選手会長の復活劇もあるかも、このメンツの白黒を付ける前にドラフト上位でさらに新手を呼び込むのは愚の骨頂と考えます。
それだったらサブローチルドレンの松石の可能性に賭けたい、伸び悩みの嫌いがあるけどさ、松石に追いやられていた勝又にも発芽の兆しがあります。
あまり心配をしていない外野陣は哀しくも山本、西川ともがこけたとしても藤原、高部、岡がいて山口&愛斗でカバーできる皮算用でアセベドもいるしね、トレードも現役ドラフトも、ドラフトでも荻野と清田を獲った翌年に伊志嶺があったにしても敢えて突っ込む理由を認めません。

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