2025年通信簿 54 オースティン・ボス

54 オースティン・ボス 投手 33歳 年俸200万ドル

【2025年成績】 22試合 3勝9敗0S 防御率3.96 125回 129被安打 8被本塁打 28与四球 7与死球 92奪三振 被打率.265

スペルが違う、との指摘は受け付けていません。
初NPBの助っ人には100万ドルがせいぜいのロッテが200万ドル、メジャー目線では大したことない金額ですが大枚を叩いたボスです。
それもそのはずで昨季にマリナーズで68試合も投げて防御率3.69は15ホールド、よくこの年俸でとビックリしましたが先発をやりたいとの希望がメジャーではってのがあったのでしょうし、昨季が125万ドルでリリーフには渋い傾向があるメジャーで33歳のシーズンにこれだけはもらえないとの事情もあったと思われます。
あるいはNPBで先発の実績を積んでメジャーに戻るつもりだったか、しかし残念ながら目に見える結果を残せませんでした。

高い買い物

オープン戦で3試合11回9安打は防御率4.09と不安を垣間見せたボスは、その流れのままに開幕後も躓きました。
デビュー戦に5回8安打4失点で乱れると次の登板でも4回6安打3失点でNPB初黒星を喫して、しかしここから立ち直ります。
3試合目に六回途中を4安打零封で来日初勝利を手にすると続けて6回3安打1失点で連勝、ロッテな洗礼で7回1失点、7回1失点、8回零封の3試合連続のHQSで勝てないどころか負けてしまう不憫がありましたがさすがはメジャー、オフの再契約への懸念が出たのもこの時期でした。
ところがここがピークだったか5失点KOされて何クソと2試合を零封でやり返したように見えたのが線香花火の最後の燦めき、以降は六回すらまともに投げられなくなっての8連敗は球団として李大恩を超える助っ投ワースト記録を打ち立ててしまい、件の不憫はあれど1勝1億円の高いお買い物です。

球威不足

球威が足りなかったのが致命的でした。
ストレートは140キロ台後半から150キロ台も出ましたが押し込みが無いのかちょっと高く、甘く入ったらどうにもならない、カコーンと飛ばされる、その兆候はオープン戦での3被弾でありましたが被長打率が小島ほどではないにしても.381と高い、ここぞで打たれた印象が強いです。
打たれても先発にある程度のイニングを任せる吉井監督が4回で代えたのが4試合、5回で代えたのが5試合もあってつまりは先発転向が失敗ということでしょう。
リリーフに回せばまた違った顔が見られたかもしれませんがおそらくは契約縛り、夏場以降に投げ抹消などで登板間隔を空けてイニングも食えずです。

順応できず

ストレートがそんななら変化球で何とかしたくも武器の大小スライダーがZOZOマリンでは風が仇となったか曲がりすぎたり高めに浮いたりで機能せず、地元では1つも勝てなかった、屋外での防御率がめっちゃ悪くてそれでもほぼ屋外の起用で泥沼に追い落とした感があります。
制球に不安が無い前評判に精緻と絶賛されたプレシーズンが嘘のようにコントロールにも苦しんで、順応できませんでした。
抜け球も少なくなく7死球に5暴投となると「すべらない革質」が合わなかったか引っ掛かるみたいな、これは想像で実際のところは分かりません。

吉?

【オリオン村査定】 200万ドル → 戦力外通告

打撃力があるチームならもちっと勝てたやもしれずしかし内容が年俸に見合わない、よって戦力外との判断です。
来季の助っ投はジャクソン、ロング、カスティーヨと揃ったことでボスはサモンズらとともにサイレント退団が濃厚で、実績に比して安めの年俸に複数年とも思いましたが逆にボスサイドがシンデレラストーリーを夢見ての単年契約がロッテには吉と出た、であればラッキーとしか言い様がありません。

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