53 木村優人 投手 20歳 年俸600万円
【2025年成績】 22試合 3勝2敗1S 防御率3.31 68回 57被安打 7被本塁打 18与四球 2与死球 50奪三振 被打率.225
驚いた、その一語に尽きます。
田中晴みたく一軍で投げる機会がある高卒二年目に期待しましたが期待以上の活躍で、素晴らしすぎます。
当然に来季も先発ローテの一員として勘定をしたくなりますがさてさて、あまりに早すぎて古谷パターンの心配をしてしまうのが経験則からの悲観論で、今季の田中晴がそうだったように100イニングを目処に中6日もほどほどに、投げたい木村をどう制御していくか制御するのか、思案のしどころでしょう。
大抜擢
大抜擢でした。
練習試合では登板機会が無くオープン戦になって4試合を4回4安打零封でそれでもどうだろうって感じが、開幕一軍に名を連ねます。
そして開幕カードの三戦目にプロ初登板は同点の七回に1回1奪三振パーフェクトのデビューでプロ初勝利のおまけ付き、いきなりってことで戦力として考えていた吉井監督なのでしょう、その後もイニング跨ぎを含めての4試合8イニングを1四球のみにおさえる準ノーヒットノーランの達成です。
さらには締めを任されてのプロ初セーブは10代での達成が三井、伊良部、前田に次ぐ35年ぶり4人目の快挙で、これが寺地との10代バッテリーとなるとNPB史上二度目は40年ぶりとなると今世紀にあと一回あるかどうか、球史に燦然と輝く記録を残しました。
記録尽くし
交流戦期間中に転向した先発ではプロ初先発こそ早めの継投で4回1失点に白黒が付きませんでしたが次の先発では七回途中までを6安打3失点で岸に投げ勝っての先発初勝利、その次は上田が泣いた雨の手助けはあれど降雨コールドでのプロ初完投はチーム初完投でもありました。
続く6回2/3を1失点、6回を2失点のQSを見殺しにされる洗礼を浴びた後に6失点、5失点の炎上での黒星に研究されたことによる躓きかと思いきや今季最終登板となった試合でプロ初完封勝利とは恐れ入った、またしてもチーム初完封勝利で節目、節目の木村で存在感をアピールです。
高卒2年目の初完封は球団最速タイで1969年村田、1990年前田、2009年唐川に次ぐ4人目とこれまた名を刻む木村には、完全試合を期待したくもあります。
ストレート
武器は高身長を活かした角度のあるストレートで、紅白戦で披露してその時点で吉井監督が目を付けていたのかもしれません。
本人も強いストレートを意識して実が成った、こういうタイプは見ていて楽しい、もちろんそれだけではやっていけませんし壁にぶつかることもあるでしょうが基本のストレートさえ万全なら大丈夫、カーブやチェンジアップの比率もちょい高めで緩急を意識しているのもストレートが走ってこそでしょう。
気になるのは身長がある投手にありがちですがやや腰高と言いますか上体が強めの手投げ感があるフォームで、ルーキーイヤーにも目に付いていて力強く見えるのに意外に飛ばされる、被本塁打が多めかな、大半がストレートを叩かれたもので来季への課題となります。
始まったばかり
【オリオン村査定】 600万円 → 1800万円 (△200%)
3倍増としましたがこれだと一軍最低保証に毛が生えた程度で、それを鑑みたか球団の査定は2000万円でした。
これで勝ち星とともに年俸も優太を超えた、本名は雄太だけど、低すぎるハードルでしたが早々のクリアが喜ばしいです。
次は誰を超えよう身近な田中晴改め田中がいいライバルになりそうで、競い合い高め合い、小島種市を超える両輪になってくれ、木村物語は始まったばかりです。