2025年通信簿 52 益田直也

52 益田直也 投手 36歳 年俸2億円

【2025年成績】 22試合 1勝4敗5S 防御率4.35 20回2/3 19被安打 1被本塁打 8与四球 1与死球 17奪三振 被打率.244

名球会まで7セーブとなって「4月中にも」なんて意気込んだのはさすがに無理だと思いましたが、ここまでの醜態も想定外でした。
昨季も何だかんだ44試合で25セーブ、防御率2.59だったものがキャリアロー、目を覆いたくなるボロボロです。
さらにはノックアウトされた直後にロッカーを殴って左手骨折、手術と自らの不甲斐なさへの怒りをものに当たってシーズンを終える体たらくで、しかし功労者に対する名球会は必達でそれこそ来季の4月中に達成してもらわねば、球団にファンに、何より本人に早く重荷を下ろして楽になってもらいたいです。

自滅

兆しはプレシーズンで既にありました。
5試合5回5安打3失点と不安を残しての開幕はまず開幕カードで幸先よく1つめを刻むも続くかなり間隔を空けた調整登板チックな勝ち試合で1回4安打1被弾2失点が益田にとっての負の幕開けとなりズルズルと、もちろん抑えた試合もありますが信用ならぬの雰囲気を漂わせます。
実はそこまで打ち込まれているわけではなく防御率に比して被打率は低い、与四球は多めだけどつまりは勝負弱さが目立ったこの一年でした。
守護神として最悪のパターンで踏ん張れない、追い込んでもなかなか打ち取れずに球数だけが増えていくテンポの悪さが際立って、見ているこちらがそうとなれば本人が「こんなはずじゃない」と苛立つのも必然ではあって、その積み重ねが件の暴発に繋がったのでしょう。

中途半端

ベンチの、吉井監督の起用も中途半端でした。
まず守護神で稼がせようではなく流れの中で積み重ねられればいい的な感じで、最初は益田でしたが翌日は鈴木、これは連投を避けたとの理由付けができますがその次はゲレーロとセーブシチュエーションのたらい回しは中森の台頭でさらに混沌としていきます。
益田を軸に何が何でもではない、益田の状態を鑑みてチームの勝利を最優先にしたとは聞こえがいいですが最下位を独走しての3点リードの場面で使わないとなれば何をどうしたかったのか、一年計画、を修正することなく名球会を機に一線を退いてもらう、を通り越した今季限りの舞台作りだったとも思えます。
早い時期だと難しいからね、ギリギリでキリよく250セーブで締めくくる、福浦みたいな、しかしそれも夏場での離脱で潰えてしまいました。

ベンチ次第

そんな益田は手を抜くことなく、それでこの結果が厳しい現実ではあるのですが、謎の新球など意欲的でした。
そもそもが走り込みを中心に益田塾を立ち上げるなど練習熱心で、鉄腕をここまで支えてきた礎です。
しかし哀しいかな球威の衰えが著しく数値としても150キロ台がほぼ出なくなってシンカーを見逃されてしまう、カウント有利で攻めきれない、これは不調ではなく衰えと見るのが妥当で本人にも自覚があってベテラン唯一の秋季キャンプに参加だったのか、贖罪のつもりか、真意は分かりません。
どうあれかつて隆盛を誇った89年組も美馬、石川歩、澤村が抜けて唐川とともに最年長となり劇的な変化は望むべくもなく、サブロー監督、黒木コーチの差配に負うところが大きい、やらなければならないことを先に終えるか中途半端なバトンを受け取るか、大事な舵取りです。

偉業のために

【オリオン村査定】 2億円 → 1億5000万円 (▼25%)

さすがに複数年契約ではない前提で、大幅ダウンは避けられません。
功労者には甘い球団ですがまさかの小島減俸があってもしかしたらもっと大幅に、半減までは無くももっと踏みこむ可能性もあるでしょう。
とにかくやるしか無い、250セーブだけでなくNPB歴代登板数も現在の10位を1つ上げるに14試合は名球会を意識すれば通過点でしかなく、そのためにも鍛錬のみならず休養も必要で、今季は下半身のコンディション不良で長期の行方不明があって繰り返せば偉業は絵に描いた餅となりかねません。
あと2つぐらい何とかなるでしょ、は終わりの始まり、確固たる計画の基にやらねば成るものも成らない、全員が不幸になる結末は避けたいです。

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