35 田中晴也 投手 21歳 年俸1100万円
【2025年成績】 13試合 3勝5敗0S 防御率2.48 76回1/3 63被安打 4被本塁打 27与四球 1与死球 77奪三振 被打率.224
高卒三年目で順調に伸びている手応えともうちょっとやれたんじゃないかとの悔しさと、相半ばする田中晴です。
新人王を狙うと宣言して二桁勝利を目標に掲げて記事にならず実際に行ったかは分かりませんが西野らとのドライブラインと自覚も充分に、吉井メソッドで投げ抹消を繰り返しながらも開幕からローテに入って、しかし8月を最後に一軍を遠ざかって100イニングには届きませんでした。
しかし内容は素晴らしく最後まで投げきっていれば新人王でゼロ票ってことはなかったでしょう、ホップステップを経て来季はジャンプです。
フレッシュ
勝ち星が伸びなかったのは仕方ありません。
5回2失点で負けた試合はそれで勝ったのもあって置いておくとして、7回1失点、6回1失点、6回1失点は白黒付かずで6回1失点、6回2失点での黒星もありました。
高橋宏、武内、伊藤らと投げ合っての結果で査定は白星でもいい、肌感覚としては6勝4敗ぐらいの田中晴です。
全てを寺地と組んでテンポもよく今季のフレッシュさを象徴するバッテリーで、サブロー監督もローテの軸を期待しているでしょう。
パワフル
ピッチングはパワフル、若さにあふれていて童顔でその印象が薄れますが186センチの高さを活かした角度のあるストレートが持ち味でなんちゃってではなくこれぞ150キロ投手、瞬間最大風速はあまり意味が無いにしても自己MAXの156キロをマークして落差のあるフォークを駆使して絵に描いたような本格派です。
消える魔球が話題となった白煙王子は伊藤や山崎が気持ち抑え気味になったのに対して泰然自若、事の是非はさておき肝っ玉も据わっています。
全体的にボールが高めは球威があるうちは問題無しで、それで詰まらせるへし折るはむしろ武器でしょう。
高めをよしとするのはフォークの切れ味鋭いからで1イニング3暴投のNPBタイ記録をやらかすほどに、これは田中晴がより捕手陣の技量が問われます。
交流戦ではプロ二打席目にヒットを放ってしかもタイムリー、ヒットは2023年の美馬、タイムリーは2014年の古谷以来でした。
離脱
気掛かりは右上腕の張りです。
8月頭を最後にこれを理由に今季が終わって秋に宮崎で投げて問題は無いと思いたいですがこればっかりは、上腕には肩も肘も含まれます。
投げ抹消を9回も繰り返して大事に、慎重に使われていましたが7月になって中6日を解禁して最後の登板も中6日、まだ早かったのかもしれません。
吉井監督の退陣でメソッドが崩壊したとしてこの離脱を来季にどう考えるか、手探りか最初から飛ばすかそもチームとして中6日をベースとするのか、甘やかせることはないにしても種市チックの投げたがりに任せて無理をさせて壊しては絶対にならない田中晴の扱いが注目されます。
倍増
【オリオン村査定】 1100万円 → 2200万円 (△100%)
昨オフに同じく倍増としました。
100イニングに達していれば一気に3000万円台もあった、キリよく月給200万は充分にありえます。
この倍々ゲームを続ければ5000万円なんてあっと言う間、まずは来季に規定投球回に少しでも近付いて足場を固めましょう。
背負う35は悪い番号でなくそのままでいて欲しいですが、師事していた佐々木の17を継承する話も二桁勝利の暁にはきっと出てきます。