2025年通信簿 23 石川慎吾

23 石川慎吾 外野手 32歳 年俸2600万円

【2025年成績】 14試合 35打数 2得点 3安打 打率.086 1二塁打 0三塁打 0本塁打 3打点 0盗塁 1四死球 11三振 得点圏打率.333

二年目の躓きから抜け出せない選手がてんこ盛りの今季でしたが、石川慎もその一人でした。
さらに数字を落としてのほぼ二軍で頑張れば届いたはずの国内FA権を取得できず、打率が身長どころか0割台でどうにもなりませんでした。
守りに大きな難があるだけに打てないと厳しすぎる、そうでなくても一軍は守れる外野手がひしめき合っているし瞬間チャレンジしたファーストも板に付かずそもファーストも密度が高く、DHも然り、どうあれ打って打って打ちまくって居場所を掴み取るしかありません。

似た軌跡

ロッテで3球団目の石川慎ですが日本ハム、巨人でも似た軌跡でした。
日本ハムでは高卒2年目にプロ初出場を果たして翌年に44試合93打席でプロ初アーチを放って一気にホープとなって、しかし次の年にガクッと率を落とすとさらに次の年は0割台と坂道を転げ落ちて、そのオフに吉川とともに太田、公文とのトレードで巨人に移籍です。
巨人ではいきなりキャリアハイの99試合251打席で5発を叩き込むもまたしても絵に描いたような右肩下がり、二軍の帝王と呼ばれた時間が長かったです。
そしてロッテにシーズン半ばのトレードで.348と大活躍もそこがピークでしぼんでいく、ここまで重なると偶然とも思えません。
油断したってことでもないでしょうが高まる警戒をぶち抜けなかった、守れる選手ならある程度の辛抱もできますがそうでない石川慎への見切りは早かったです。

四番でタイムリーも・・・

オープン戦では5試合9打席と機会は少なくも3安打と貫禄を見せたものの、守るところ問題が理由か二軍スタートでした。
満を持しての一軍は5月に入ってからで即スタメン四番でのタイムリーには興奮したぜ、しかし一軍でのヒットはこれを含む3本だけです。
思い切りのいいスイングは副産物として三振をもたらしますが今季はやたら多くて目付けが悪かったのか翻弄されたのか、下手にゲッツーを食らうよりマシですが相手バッテリーにとって与し易い存在になってしまって、7月上旬に二度目の降格になると以降に声が掛かることはありませんでした。
二軍では4割近く打った時期もありましたが終わってみれば3割を切ってしまい、モチベーションの維持に苦しんだ結果かもしれません。

人気者

ベンチにいるときもですが出塁してのベース上で煽ると言いますか盛り上げると言いますか、気合いが表に出る石川慎はロッテでは希少かつ貴重な存在です。
ファンは喜んで球団、営業はそれを見込んでか背番号を若くしてグッズのモデルに抜擢して、人気投票をすればかなりな上位に入ってくるでしょう。
ただ純粋な戦力として考えると守備固めが不要となって存在意義を失いつつある愛斗と同様に打てない石川慎に出番が無い外野陣でどうアピールして生き残っていくか、この成績だとしんどくはあれどトレードなり現役ドラフトなりで4球団目でのスタートダッシュが本人には最適解とも思えます。

トレード?現役ドラフト?

【オリオン村査定】 2600万円 → 2100万円 (▼19%)

昨オフは現状維持と査定しましたが球団の判断は7%ダウン、今オフは20%近く下げましたが球団がどうするか注目です。
来季にDHが始まるセントラルなら出してあげたいですがもう一年を待たねばならずFA権との絡みもありトレードはなかなかに難しい、もし同じ守れない荻野との天秤で残したであれば都城に連れて行って欲しかった、どうするつもりなんだろう、よく分かりません。
現役ドラフトの一人目想定に廣畑、八木、中村稔、東妻の誰かでこそっと石川慎を添えるもありかなぁ、なんて思ったりもします。

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