2025年通信簿 18 二木康太

18 二木康太 投手 30歳 年俸2700万円

【2025年成績】 1試合 0勝1敗0S 防御率36.00 1回 2安打 1被本塁打 1与四球 1与死球 0奪三振 被打率.400

世間的なエースの背番号をもらいながらも、エースになりきれないままに終わりました。
ここ2年に一軍登板が無く今季もずっと二軍暮らしでそのままかと思っていたものが今季最終戦、どういった思惑で投げさせたかは分かりませんが同点の場面でグランドスラムを叩き込まれるなど1回4失点、これで息の根を止められたといった感じでしょう。
山川に打たれたのはある意味で仕方ない、しかし2四死球でそも勝負にいけていなかった時点でケンシロウの決め言葉がフラッシュバックです。

報われず

もちろん二木が何もしていなかった、努力していなかったわけではありません。
なかなか数字が乗らないストレートに逃げがあったのを否定しませんが「球質にこだわる」と方針を定めて、それがなかなか上手くいかずに成績は右肩下がりになってしまい、昨オフの契約更改での会見では「このまま終わりたくない」と決意を示してうち一つがフォーム改造だったのでしょう。
春季キャンプで肘の位置を下げた新フォームを模索して、ところが練習試合で1回3安打1被弾3失点と炎上すると見切られたか本人がまだ実戦で投げる状態でないと判断したかは不明ながらもその後のプレシーズンでは交流試合の1試合だけでそこでも打ち込まれて、簡単には報われませんでした。

足踏み

そしていろいろ考えた結果にしても、開幕早々に元の木阿弥です。
建山コーチの指導の下に肘を下げたのは打者が見づらいのを目指した、ものが 「そうですね、バッターの見え方が変わらないというのももちろんあるんですけど、出力が全然上がってこなかったというか、納得のいくボールが投げられていませんでしたし、ボールも全然コントロールできていなかったので、はい」となってしまえばどうにもならぬ、確かに本人の言葉どおりに打者が見づらそうにしていないし球速はあのままに制球に綻びが見えていました。
これを辛抱が足りないと見るか、袋小路に入る前に抜け出したと見るか、二軍では河村に次ぐ77回を投げて防御率2.92とそれっぽい結果を残して必ずしも戻したのが間違いとは言えませんが一軍に呼ばれなかった二年間を超えられなかったのもまた現実、つまりは足踏みです。

決断を尊重

それでも通算41勝で30歳になったばかり、トレードなり現役ドラフトなりの選択肢はあるかと勘定していたのがぶち壊れた件の炎上です。
一軍でのブランクが長すぎるしこれでは無理と球団が判断したのも妥当ではあって、戦力外通告を受けた際に他が現役続行を希望する中で唯一の未定はあれで観念してしまったのか、ただ放り出されるでなくスタッフ転身の打診があったとなれば天秤がそちらに傾くのは必然でしょう。
高卒投手路線の先駆けとなった二木の停滞があまりに残念すぎて哀しくももがき苦しむのを見続けるのが辛かったのも実際で、その決断を尊重します。

無限

【オリオン村査定】 2700万円 → 2025万円 (▼25%) ※10/6に戦力外通告 → 11/4に引退表明

あのときまではトレードや現役ドラフトがやりやすいよう限度額いっぱいのダウンと考えていて、しかし球団はそれ以下の査定でした。
ともあれ二軍マネージャーか広報か営業かはたまたアカデミーコーチかはこれからですがスタッフとしてチームを下支えをする存在として頑張って欲しい、選手としてプレーした時間より第二の人生の方が何倍も長いわけで貢献への道筋は無限に広がっています。

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