11 澤村拓一 投手 37歳 年俸2億円
【2025年成績】 20試合 0勝1敗0S 防御率3.93 18回1/3 16被安打 0被本塁打 15与四球 1与死球 10奪三振 被打率.242
退団は意外でした。
何だかんだ一軍で投げてメジャーからの復帰に際しての経緯もあり切るのは難しいだろうなと、表面上の数字がめっちゃ悪かったわけでもありません。
大学時代に部屋子として世話になった美馬の引退会見、引退試合に際しての振る舞いを見ればあの時点ではまだ何も決まっていなかったのか、もし決まっていてのあれだったら役者やのぅ、あるいは美馬への気遣いみたいなものがあった気がしなくもないです。
出遅れ
立場の低下と言いますか扱いの変化と言いますか、そういったのは春先からありました。
調整遅れか体調に問題を抱えていたかは不明ですが練習試合、オープン戦での登板は無く、当然に開幕一軍を逃します。
しかし3月半ばに始まった二軍戦で4試合連続零封を評価されたか4月早々に昇格して、6試合で2度の失点は防御率3.00で5月上旬に抹消となりました。
これが体調が理由でなければありえなくて本人がもやもやしてもおかしくはなく、このあたりで火種がくすぶり始めたのかもしれません。
雑
次の一軍は8月まで待たなければなりませんでした。
リリーフ陣が盤石ならまだしも火の車で実績大好きの吉井監督が、二軍で18試合に防御率2.00の澤村を放置していた意図は見えません。
そのまま最後まで一軍にいましたが起用は一定せず、横山、高野脩に次ぐ三番手として勝ちパターンで投げさせたかと思えば次はビハインドで使う、まあ吉井監督には珍しくもないやり方ではあれ澤村クラスにはビックリできちんとした意思疎通ができていたかが疑問だったりもします。
一言で言えば雑、そも勝ちパターンで投げさせるのでなければ澤村の必要があるのかとの素朴な疑問があり、そこに固定しないできないであれば思い切った抜擢で若手を登用した方が分かりやすかった、澤村にとっても若手にとっても生煮えな状況で共倒れた感があります。
衰えを隠せず
衰えを隠せないピッチングに吉井監督が迷った可能性はあります。
若ければいい、何でもいい、とは言いませんし御年37歳ながらも150キロを軽々と超えてスプリットの落差もあって素晴らしい、それをずっと維持しているのが凄い、しかし宿痾である与四球がぐっと増えてイニングに迫る勢いで逆に奪三振がぐっと減って、球速でごまかしが利かなくなっていました。
そうなればどうしても間延びしてしまって野手も守りづらく攻撃に繋がるテンポとはならず、一人相撲、になっていた現実です。
メカニカルな問題か衰えの自覚による弱気が災いしたか、理由は定かでありませんが扱いづらかったと言われてしまえば残念ですが否定はできません。
幸あれ
【オリオン村査定】 2億円 → 1億円 (▼50%) ※10/9に退団発表
来季も現役続行だろうと思っていてしかし大幅ダウンは避けられない、ってことで半減ぐらいが落としどころと考えていました。
石川歩、荻野とは違ってコーチ打診云々が無く話し合った結果の退団だったことからして、球団も同じく限度額オーバーの提示をして澤村が断って退団を選んだであれば第一次戦力外通告とは別の発表でしっくりはくる、既にかなり稼いでいる澤村にとっては金額よりプライドを優先しても納得できます。
今後はどうなるかこの手のパターンで元球団の提示より低い待遇で契約するケースもままありますが年齢と四球癖で厳しいことは間違いなく、招待選手として来春のメジャー契約を目指すもあるか、どんな選択となってもあの衝撃のデビューをロッテファンは忘れないでしょう。