2024年通信簿 68 金田優太

68 金田優太 内野手 19歳 年俸500万円

【2024年成績】 E 47試合 123打数 15得点 33安打 打率.268 2二塁打 0三塁打 0本塁打 11打点 0盗塁 9四死球 15三振

飛躍が期待された二年目は、しかしそれ以前で終わりました。
残した数字は悪くありませんし確実性が上がって一見するとよさげではあるものの、昨季もあったちょこちょこと所在不明は今季も同じで出番を大きく減らしてしまい、ただ7月下旬の手術、左TFCC損傷、左手関節尺側手根伸筋脱臼による左手関節鏡視下TFCC縫合術が無ければ昨季並みの出場はあったかもしれません。
全治の目論見が無いため来春に間に合うかは不明ですが11月にスイングを開始したとの話もあって、おそらくは都城から金田の三年目が始まります。

焦らず急げ

勝又ほどではないにしてもひょろっとした金田がしかし石垣島でむっちりとした尻を見せて、ようやくプロの体になりつつあると喜んだのもつかの間でした。
練習試合にもお呼びがかからず勝又もそうとなればそれが体調不良によるものかは不明ですし、件の消息不明癖が左手首の不調が理由だったかも分かりませんが、どうあれ万全な状態でなかったのは確かでしょう、この手術でその懸念が無くなったと思いたいです。
枠が足りないことで高卒ルーキーではあっても一区切りの三年目、育成枠ではあれ同期の黒川は二年で切られて、復帰が遅れるようであれば三桁もあるでしょう。
とは言え焦って長引かせる十八番を見たくもなく、悩ましい、焦らず急げとわけの分からないことしか言えません。

セカンド金田

昨季は「目指すのは3番ショート」とぶち上げてそのショートが最多でしたが、今季はセカンドがメインでショートは1試合も守りませんでした。
これはチームの松石推しがあったのが最大の理由で石垣島でも金田はセカンド、しかし金田自身の問題もあったように思えます。
ルーキーイヤーはサードでのものを含めて25失策は異次元の数字で、エラーをやらかしまくったと言えば渡辺正を思い出しますがここまで多かったか、分母が小さいながらもノーエラーだったセカンドでとベンチが考えてもおかしくない状況でした。
金田、勝又の二年目を考えれば来季のショート事情、松石がどうなるかは何とも言えませんが、守備力が向上したのかもしれないにしても機会が半分程度ながらも4失策はセカンドが合っているのかもしれず、編成としても次の世代のセカンドとして金田がはまるのがしっくりします。
そんな守備も、打撃も、鎌ケ谷で何試合か見ているはずですが、これが金田みたいな強い印象は残っていません。

昇給目指して

【オリオン村査定】 500万円 → 500万円 (±0%)

公傷扱いではなくても高卒二年目、当然に現状維持としました。
球団としてもそう、と言うよりはこれが支配下で一番に安い年俸で下げる余地が無い、これより下げるなら育成枠での再契約といった感じでしょう。
そうならないよう、まずは完全な形での復帰が最優先ですが1試合でも、お試しでも一軍を経験して昇給を勝ち取りたいです。

2023年通信簿

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