2024年通信簿 59 早坂響

59 早坂響 投手 19歳 年俸560万円

【2024年成績】 E 7試合 0勝0敗0S 防御率13.50 6回 7被安打 3被本塁打 5与四球 2与死球 3奪三振

木村と同じく期待のルーキーは地元出身ということもあり注目されて、しかしプロの壁に跳ね返されました。
何だかんだまとまった数字だった木村に比べて、もちろんこの時期にそれを気にしても仕方がないですしするべきでもないにしても、被弾の多さ、与四死球の多さ、暴投もありましたし大丈夫かよと心配にはなって、それもあってか木村よりも出番が少なかった早坂です。
元々が捕手で投手転向は2年生の秋、よって本人がどれほど意識していたかは分かりませんが2年先輩の村山とのバッテリーが無いままに来季以降は一人で、静岡にもう一人いたりはしますが、超地元、地元中の地元である幕張総合の看板を背負うことになります。

ライバル

身近にライバルがいるのはよいことです。
当然に木村を意識していて「右ピッチャーで侍ジャパンにも入ってて、ずっと雲の上の存在っていう感じで見てたんですけど、今は身近にいるので、実績ある選手には実力で勝てたら」と、同じ右腕で武内もいますし、自らの位置を確認するにもお互いによい関係性です。
そしてロッテファンの琴線に触れるのは浦和まで行くというガチさで昨年の幕張の奇跡も球場にいたらしい、その浦和では皆が同じサインを持っているため何かのイベントだったのかもしれませんが藤原、山口とチームメイトになって藤岡、安田もそう、夢みたいな気分でのルーキーイヤーだったかもしれません。

ノーコン

肝心のピッチングはコントロールがままなりませんでした。
投手経験が浅いのもあってか話題になったストレートのスピードでのゴリ押し感があって、最後の夏に150キロを叩き出して4試合34回で30奪三振も21与四死球と元々がそういうタイプ、4四死球でノックアウトされたときには島の危機を覚えましたがそれが今の早坂なのでしょう。
とは言え、これが続くとおかしなことになりかねず、無理に実戦で投げさせるよりは基礎固めに注力する来季でよいようにも思います。
フォームはやや独特でテイクバックまではサイドスローのような腰の回転でしかし腕は上から真っ向投げ下ろし、いかにも肩肘を壊しそうで思い切って腕を下げた方がよいかもしれず、体もまだプロのそれにはほど遠いですし、焦らせるとろくなことにならないような気がします。

地道にいこう

【オリオン村査定】 560万円 → 560万円 (±0%)

元々が支配下の投手で一番の薄給ですし高卒ルーキーに何を求めるかと考えれば、当然に現状維持です。
球団もそのままにしかしこのドラフトで後輩となった坂井も同額でつまりはここが底辺、三年間はそこで頑張るしかありません。
活躍すれば人気が出そうなお顔でumiのモデルにだってなれる、そんな未来に向けて地道に積み上げていきましょう。

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