31 大谷輝龍 投手 24歳 年俸1200万円
【2024年成績】 1試合 0勝0敗0S 防御率0.00 1回 1被安打 0被本塁打 0与四球 0与死球 3奪三振 被打率.250
ルーキーに期待はしても計算はできない、しかし2巡目の24歳となれば当然に即戦力として勘定されていたはずでそれに応えられなかった大谷です。
一軍は最後の最後にお試しに1回1イニングのみは大誤算、アウトの全てが奪三振と燦めきましたが状況として参考値でしかありません。
大卒社会人とほぼ同じ立ち位置で来季に名前どおりの輝き、龍のような活躍とならねば茨の道への扉が開く、その覚悟で頑張ってください。
スピードはある
一軍での起用がその程度でしかなかったのは、二軍でもぱっとしなかったからでしょう。
19試合35回1/3で防御率5.64は数値だけを見ればそれこそ20代後半であれば肩を叩かれてもおかしくないもので、力量を見せないままに一年目が終わりました。
一軍で150キロ台半ばを出したように「富山にすごいボールを投げるヤツがいる」と評された片鱗は見せたものの、全体的なまとまりがありません。
確かに速い、それは石垣島でのブルペンでも感じましたし練習試合やオープン戦、二軍戦で奪三振力を垣間見せましたが、しかしそれだけです。
上体が突っ立ったままで下と上手く連動できておらずそれが小手先の制球となって、自慢のストレートもすっぽ抜けが目立ちました。
気持ちが弱い?
それよりも何よりも、とにかくメンタルです。
鎌ケ谷ではゾーンに入っているうちはいいですがボール先行になるともうダメ、抑えが利かなくなってあっさりと自滅となります。
藤岡貴と同じく地顔なのかもしれませんが見るからに自信なさげな顔付きがどうにも気になって、空威張りでもいいので見てくれをどうにかするのが最優先でそうでないと打者に舐められる、思うようにいかないときこそ逆に強気な態度でなければ乗り越えるのは至難でしょう。
来季に「先発も全然好きなんですけど、まだおそらく最初はずっと中継ぎで、抑えとかもやりたいなって思ってるんで」ならなおさらに、そもそも投げるポジションを選べる立場でないのに臆面も無くそれを口にできる心持ちをピッチングに顕せるにようになるのが第一です。
精神修養
【オリオン村査定】 1200万円 → 1200万円 (±0%)
これが上位指名に相応しい1600万円ぐらいであればダウン査定でしたが、現状維持としました。
このオフにオーストラリアに派遣されるなど期待はされていて、しかし来季もダメであればもう富山からの指名は無くなってこれまでも不発続きの永森スカウトは退団に追い込まれるかもしれず、あるいは独立リーグが敬遠されるか、もう大谷だけの話ではなくなります。
この手は永平寺推しですが遠出せずとも巷では成田山新勝寺もお薦めらしい、精神修養のオフを過ごしてくれればと思います。