137 富山紘之進 捕手 19歳 年俸230万円
【2024年成績】 E 16試合 15打数 0得点 3安打 打率.200 0二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 3四死球 6三振
さりげなく気にかけている富山、とやまではなくとみやま、です。
同期に寺地がいて松川の村山みたいにかなり厳しい立場ではありますが、安田や上田らが不甲斐なくもし寺地がサードで起用されることになったらその立ち位置が重要になってきて、2つ上の松川の次はもう佐藤と離れていて年齢構成的にアドバンテージがあります。
逆に言えば寺地が捕手として順調に経験を積んでいけば苦しい、しかしそんな外的要因よりもまず自らを磨いていくのが最優先でしょう。
武器は強肩
とは言え一軍でも華々しいデビューを飾った寺地が気にならないはずもありません。
この契約更改での会見で「ライバルの寺地に追いつけるように頑張ります!」と、当然と言えば当然です。
武器は強肩で、これって柿沼も植田も古くは江村もそれで入ってきていつの間にか聞こえなくなってしまいどこまでアピールできるかは微妙ではあって、里崎に言わせれば捕手は打ってなんぼのレギュラー、メインではなく付加価値と割り切った方がよいようには思います。
そんな肩は見ていませんがプロのスピードに苦しんでいるらしく、よいよい、それも経験、課題を一つずつなぎ倒していけばいつかは道が開けるでしょう。
高卒の育成枠ながらスタメンも含めて13試合もマスクを被って、ベンチも10番目のルーキーではなく一人の選手として扱ってくれています。
トップアスリート
打撃は分母が小さすぎて評価しづらいですが、それでもギリ2割は上々ですし出塁率は3割を超えています。
こちらもプロのスピードについていけるかどうか、基礎体力はあって春季キャンプではインターバルを空けながら一定距離をタイム内に走るYO-YOテストなるもので高部の球団新人記録2400mを大きく更新する3160mをマークし、1500m走でも5分23秒で新人10人中トップのタイムと大学生、独立リーガーを蹴散らしました。
持久力に加えて肉が付いて経験のスパイスがプラスされれば、そんな化ける可能性にわくわくしながら来季以降を見守ります。
期待してるよ!
【オリオン村査定】 230万円 → 230万円 (±0%)
まあ現状維持、ベースアップで40万円増です。
来オフにまた10万円しか上がらないのかぐいっと上げるには二桁が必須ですが枠を考えれば上を見すぎず着実に二軍で実績を積むのがよさそうで、寺地次第ではありますが悪くても植田、柿沼に肉薄したい、そうベンチに思わせるだけの富山であってくれよと願い、そして期待します。