2024年通信簿 00 池田来翔

00 池田来翔 内野手 25歳 年俸1600万円

【2024年成績】 21試合 45打数 2得点 5安打 打率.111 2二塁打 0三塁打 0本塁打 1打点 0盗塁 1四死球 7三振 得点圏打.143

牧を期待されて昨季は100打席以上で2割6分台ときっかけを掴んで、さらに飛躍したかった今季はしかし大きく数字を落としてふりだしです。
これはきつい、そうでなくてもライバルが多いのに宮崎に加えて西川の内野構想となると一気に首筋が寒くなって、いくら太くてもそれだけではダメです。
地元出身のマリーンズジュニアは活躍すれば人気が出ること間違いない、背番号9だってあるかもしれない、とにかく結果を示すしかありません。

アピール失敗

内野シャッフルに名を連ねることができなかった状況を鑑みれば猛アピールが必須でしたが、イマイチでした。
練習試合こそ.278とまずまずでしたがオープン戦では.214と打てずに開幕一軍を逃してしまい、それでも二軍戦5試合の全てにヒットを打っての4割を引っさげて藤岡の体調不良での離脱も理由でしょうが4月早々に昇格、ここで打てていればまた違った今季だったはずです。
ところが全スタメンの6試合で16打席ももらっても1安打しかできず10日ちょっとで浦和に逆戻り、その後も何度かの一軍がありましたが低空飛行のままでした。
肝心のバッティングが油の切れた機械仕掛けのようなガッチガチが変わらないままに、緩急に翻弄されて高めのストレートに振り遅れて、かなり拙いです。
2本が長打で二軍でも9発と目指すは長距離砲であれば脆さがあってもカバーできますが、それにしたってせめて2割台でないと話になりません。

分母を大きくし打つしかない

そしてさらなる問題はポジションです。
本職はセカンドで「セカンドを守りたいですけど、やっぱりチーム状況もある。与えられた場所で結果を出して、そこをこなすのが一番いいなと思っているので、全部どこでもできる準備はしっかりして試合に出たい。(中村奨を越えたい思いは)ありますね」とこだわりを見せつつも現実をわきまえてはいます。
二軍ではセカンドを守ったのが68試合と圧倒的でしたがサードで11試合、ファーストで8試合と準備はできている、させてはいる状況でした。
ただセカンドでも守備固めができるほどに上手くもなく、そうなると数少ないチャンスで打つしかない、その分母を大きくするためのユーティリティーでしょう。

窓際・・・

【オリオン村査定】 1600万円 → 1440万円 (▼10%)

ダメダメでしたがそこそこ一軍にいたこともあって、一割減に留めました。
しかし球団は300万円の大幅ダウン査定で窓際に追いやられたも同然に、来季ももたつくようだと二軍ではそれなりなだけに現役ドラフトもありそう、ここのところは地元の威光が陰りを見せて和歌山閥が幅を利かせていますし、二遊間があふれていることもあり無い話ではありません。

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