59 西川僚祐 外野手 21歳 年俸500万円
【2023年成績】 E 83試合 263打数 22得点 53安打 打率.202 8二塁打 1三塁打 6本塁打 24打点 2盗塁 11四死球 84三振
まさかの戦力外通告でした。
昨季は首位打者争いをして僅か2厘差での2位、飛躍が期待された今季はかなり数字を落としましたがそれにしたって高卒3年目です。
しかも地元出身で何があったのか、中学生のときから注目していた推しだっただけに残念でなりません。
きっと、と言いますか確実にこれの後編はお蔵入りなのでしょう、「後編もお楽しみに」が虚しすぎます。
故障癖
昨季の結果に「徐々に自分のバッティングができはじめた。シーズン最後のほうは少し自信がついた」と一軍のレギュラー争いに意欲を見せた西川は、しかし練習試合で出遅れて僅か5試合14打席でしかなく、オープン戦に呼ばれることもなく開幕二軍スタートとなりました。
それでも開幕ダッシュを見せて3割を大きく超える打率で再びの首位打者争いを、ところが4月半ばぐらいから急降下で5月上旬には姿を消してしまいます。
ようやく6月下旬に復帰しますがその後もちょこちょこと消息を絶って、昨秋のフェニックスリーグも腰痛で不参加でしたし同期同い年のライバルである山本とともにどうにも体調不安が拭えない、このあたりも戦力外となった理由の一つだったのかもしれません。
バッティングでは捉えた打球の伸び、飛距離はさすがですが、悪かったときの安田と似ていてグリップの位置がうろちょろして始動が遅れるのが気にはなっていて、守りは外野がメインでたまにファーストでしたが守れる程度で打てないと使いづらい存在ではあります。
出場機会も減りましたが長打がぐいっと減ったのもマイナス材料ではあって、とは言えまだ3年目21歳の首切りはどうにも違和感が強いです。
ハヤテ223へ
フェニックスリーグには参加して主力扱いだったことで、育成枠での再契約になるかと思っていました。
そもそもの戦力外通告があるいは持病っぽい腰の手術でもするのかと、しかしトライアウトに参加したことで風向きが変わります。
再契約の打診が無かったのか西川が支配下にこだわったのか、後者であればいったん背いた選手にはシビアなロッテだけに出戻りとならないのは必然で他球団からも声がかからず、母親の郷里とアピールしてNPBで唯一に参加をした新潟のトライアウトも不合格でした。
やっとハヤテ223への加入が決まって内野手登録ってのが引っ掛かりはしますが、ぎりぎりNPBでの来季はトレードで12球団復帰が目標でしょう。
どれくらいだろう
【オリオン村査定】 500万円 → 500万円 (±0%) ※10/3に戦力外通告 → 12/7にハヤテ223へ移籍
そもそもが薄給だったことで、3年目ということもあり現状維持としました。
新潟とかハヤテとかってどれぐらいもらえるんだろう、独立リーグでは月10~20万円程度でしかもシーズン中だけとの話があってそれよりは多いでしょうが選手寮みたいな福利厚生が手厚いとも考えづらく、ハングリー精神で這い上がるのみです。