58 河村説人 投手 26歳 年俸1500万円
【2023年成績】 なし
影も形もありませんでした。
昨年9月下旬の右尺骨神経前方移行術および右肘内側側副靭帯補強術で実戦復帰まで5～6ヶ月の目論見は開幕には間に合わずともGWぐらいで実戦復帰して夏には一軍の絵を描いていてもおかしくはなく、しかしブルペンに入ったとの話も聞こえないままの閉幕です。
このままでは土肥パターンに陥ってしまう、焦ってよい箇所ではありませんがさすがに来季中の復帰を心から願います。
復帰できず
昨オフの契約更改での会見では「経過は良好。キャッチボールを始めたくらいですね」と、あれは何だったのか、今となっては謎です。
タイプ的に嘘をついたのだとは思えませんし「まずは肘のリハビリをしっかりして投げられるように。開幕は遅れると思うのですが、ローテーションに入れるように」とある程度の具体的な目標を掲げて、あるいはその時点ではそうだったのかもしれません。
そうであればその後に異変が生じたのか、早めの復帰を意識したハイペースが計画に狂いを生じさせたってのはままある話ではあります。
こうなってみるとルーキーイヤー、そして昨季に好投しても投げ抹消で間隔を空けていたのは肘の違和感をずっと抱えていて騙し騙しだった、そう考えると合点がいきますし、河村が一人で思い悩んでいたのか現場の判断も加わっていたのか、繰り返さないための糧としなければならないのは当然です。
復権の来季に
それでも宮崎に派遣されて、フェニックスリーグで復帰しました。
そこそこ長いイニング、球数を投げていましたし、先発もリリーフもふてぶてしくこなす河村だけに完全復帰が待たれます。
ただ期待はしても計算はできない、育成枠契約に切り替わったのはじっくりと慣らしていけとの球団からのメッセージだと思うことにします。
本前、佐藤奨とともに北海道パワー、寄り道&育成枠パワーを見せて欲しかったのですが本前はチャンスに恵まれず佐藤奨はあっさりと切られて河村は長期離脱と思ったようにいかなかった今季ですが、来季は本前とともに復権の足掛かりを築き上げるシーズンとしましょう。
58が待っている
【オリオン村査定】 1500万円 → 1350万円 （▼10%） ※10/3に戦力外通告 → 11/18に育成枠契約
一軍はおろか二軍でも1球も投げず、そして育成枠契約への切り替えでそれっぽい査定としました。
球団査定はシビアに限度額近くのダウンでそれが故障が原因であってもらしい、らしすぎる、もしルーキーイヤーからのものだったのであればスカウティングのミスでもあるのですがまるでそれを糊塗するかのように、菅野とは違って背番号58を空けたままなのが僅かな良心かもしれません。
