2022年通信簿 99 柿沼友哉

99 柿沼友哉 捕手 29歳 年俸1600万円

【2022年成績】 34試合 19打数 1得点 3安打 打率.158 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 0四死球 4三振 得点圏打率.200

気が付けば来季はもう8年目、30代に突入する柿沼です。
しかし第二捕手となった2020年をピークに右肩下がりに出場を減らして今季は僅か23打席3安打、試合には出ずもそこそこ一軍にいたこともありますが二軍でも植田の後塵を拝して上よりは下を気にしなければならない立ち位置にまで落ちてしまいました。
松川メインの流れは大きく変わることはないでしょうし田村の復権があればなおさらに厳しい立場になる柿沼は何で勝負をするのかできるのか、まだ一軍で実現していない国吉との史上最大バッテリーは日の目を見ないままに終わってしまうのか、生き残りのためには何か特徴を出したいです。

特徴を出せるか

4年連続の1割台で二軍でも身長に満たないバッティングは今さらどうこうなるとも思えず、一時期にバント名人だったものがここのところは失敗も目立って、打てない送れないとなればもう守りでアピールするしかないのですが今季はその守りでもパスボールを連発して印象が悪すぎました。
出立てのころに買っていた攻撃的なリードもいつしかスポイルされて無難と言えば無難、面白くないと言えば面白くない、柿沼でなければと思えるようなものではなくなってしまい、しかしこれは他の捕手陣も同じですから柿沼がどうこうと言うよりはベンチの問題でしょう。
これが体制の変更に伴ってのバッテリーコーチが金澤コーチになって自由度が上がればまたやりようがありますが、外一辺倒は里崎の晩年からチームの宿痾となっていますし逆らって我を出せるほどのポジションでもなく、そこを思い切れるかどうかにかかっているように思えます。

とっ捕まえろ

柿沼にとって不幸、不運は相性がよく多くバッテリーを組んでいた種市、そして岩下と相次いで手術での長期離脱です。
もし両投手が万全であればもう少しは出番をもらえたかもしれず、そして来季が本格復帰となるであろうことが柿沼にとっての一筋の光明です。
先発と捕手の組み合わせを固定しがちな傾向がそのままであれば練習試合、オープン戦でその相性のよさが健在なところをアピールしたい、もちろん種市や岩下だけではなくそれこそ佐々木朗は無理にしても小島あたりをとっ捕まえればかなりなアドバンテージになるでしょう。
打撃でも守りでも特徴を出しづらければ先発に引っ張り上げてもらうにしくはなく、加藤に続いて抑え捕手として起用されながらも失点を重ねて機能しなかったこともありスタメンマスクでダメなら終わりぐらいのつもりで、生き残りを賭けた2023年を頑張ってください。

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