2022年通信簿 95 植田将太

95 植田将太 捕手 25歳 年俸420万円

【2022年成績】 E 68試合 150打数 13得点 33安打 打率.220 2二塁打 0三塁打 1本塁打 11打点 0盗塁 15四死球 36三振

今季も一軍には手が届きませんでしたが、二軍では他の捕手に倍する出場で正捕手の座をもぎ取りました。
球団からは「ファームでやれることは全部やったんじゃないか」「来年は一軍でやって欲しい」と尻を叩かれたようで、松川に佐藤都、そして田村の復権となると厳しくはあれどそこを乗り越えてこその一軍、いつまでもバックアップ要員で終わるわけにはいきません。
出場機会さえ増えればマスクを被らせるのがもったいない男前は人気が出るでしょう、泥臭い慶応ボーイを密かに応援しています。

守りはいい、あとは打撃だ

植田のウイークポイントはやはりバッティングで球団にもそこを上げるようにと言われたらしく、それでも昨季に比べてほぼ横ばいの数字ながらも一時期は2割5分を超えて「おっ」と思わせるだけの力は秘めていると信じて、とにかくバットを振り込むのみです。
アピールポイントの守りでは昨季に続いてリーグトップの守備率に今季の数字は見つけられませんでしたがチームで有数の強肩、ブロッキングも悪くありません。
その守りの安定感で意識を打撃に向けるだけの余裕が出てくれば、一軍でも加藤より打てないということはないだろうとは期待値込みです。
加藤の無償トレードも植田の成長がその背景にあったのだと思われ、現状ではまだ柿沼にも及ばない五番手でしょうが未知の魅力を試したくあります。

雑草魂

開幕前には本前と雑草魂で頑張ると意気込んでいましたが、先を行かれている本前にさらに差を付けられてしまいました。
そんな同期入団は佐々木朗を筆頭に高部、佐藤都、横山、そして本前と既に主力となったり次を期待される面々がぞろりと植田もそこに入りたい、千葉移転後のドラフトでは福浦、小野、諸積、大塚、立川の1993年がピカイチですが植田と本前が底上げすればそれに近い大成功となります。
そのためにも植田には頑張って欲しく佐藤都を野手に追い出すほどに、大学通算7試合5打数1安打からの大下剋上のために来季はその足場固めです。

2020年通信簿
2021年通信簿

【オリオン村査定】 420万円 → 420万円 (±0%)

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