2022年通信簿 53 江村直也

53 江村直也 捕手 30歳 年俸1100万円

【2022年成績】 E 31試合 41打数 5得点 9安打 打率.220 2二塁打 0三塁打 1本塁打 4打点 0盗塁 4四死球 8三振

晩夏に昇格はありましたが出場が無いままに、高卒3年目から続いていた一軍でのプレーが途絶えました。
気が付けばいじられキャラだった江村も30代になって実力実績の物足りなさに加えてここ数年は小さな故障が相次いで松川の台頭もありさすがに肩を叩かれるかと思いきや生き残ったのは申し訳ないながらも意外で、しかし来季に一軍での活躍が目に浮かばないのも現実で球団の思惑が知りたくもあります。
年俸も微減で1000万オーバーは選手としてのそれではない貢献が評価されているのか、今さら大阪桐蔭の学閥が効いているとも思えませんし自分的には謎です。

腰に不安

どうやら捕手にありがちな腰に不安を抱えているようで春季キャンプ直前のコロナ陽性からやっと第三クールに別メニューでの合流も井口監督が張りがあるとコメントしていましたので出足に躓いて、その石垣島で評価された松川がシンデレラストーリーとなったのとは対照的な江村でした。
二軍ではそれでも正捕手の植田に次ぐ二番手グループで田村、柿沼、加藤と同じぐらいの出場となれば常に体調不良というわけではなかったにしてもじゃあ加藤が抜けて田村、柿沼と一軍を競い合えるかと問われればピンとこない、のが偽らざる本音だったりもします。
江村の武器って何なんだろう、打撃を活かすために他のポジションを守った吉田よりも率が高いなんてのはレベルが低い話ですし肩が強いわけでもリードに特徴があるわけでもなく、元気印は猪久保を思い出して好きなタイプですがその猪久保が福澤、青柳に敵わなかったのは厳然たる事実です。

コーチ修行?

もし若手投手のよき相談相手だとかそういう存在なのであれば、実質的には二軍バッテリーコーチ補佐なのかもしれません。
スカウトから現場復帰した福澤コーチが一軍ではなく二軍担当なのはもしかしたら江村の教育を兼ねているのかも、そんな想像もしています。
もちろん本人は選手としてのもうひと踏ん張りを契約更改の会見で口にしていましたので表現はあれですが最後の足掻きを盛大にやって欲しい、スマートを装う選手もいる中でそういったハングリー精神を剥き出しにする江村が若い選手たちにプラスの影響を与えてくれることを願っています。

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【オリオン村査定】 1100万円 → 任意引退

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