2022年通信簿 27 坂本光士郎

27 坂本光士郎 投手 28歳 年俸1400万円

【2022年成績】 7試合 0勝0敗0S 防御率4.15 8回2/3 9被安打 3被本塁打 1与四球 0与死球 6奪三振 被打率.273

左腕同士というところでは石崎と高野のような、響きが似ているというところでは国吉と有吉のような、そんな山本大と期限ぎりぎりでトレードでの入団となった坂本はその国吉、あるいは澤村のような救世主にはなれず、過去の実績からしてとんとんといったところでしょう。
昨季のキャリアハイから一転しての移籍となれば何か致命的なものがあったのか、ヤクルトではほんの一週間前には一軍で投げていただけに全く見放されていたわけでもないでしょうから環境が変われば何かあるかもしれず、中継ぎ左腕としてのチャンスは無限大に広がっています。

山本大との交換なら・・・

トレードが発表されるまではその存在すら名前でしか知らなかった坂本です。
昨季にラオウにメッタメタにされたときに退治するケンシロウとして阪神の坂本とともに名前を挙げたか挙げなかったか、その程度でしかありません。
前評判はストレートは速いがコントロールが悪い、のとおりに140キロ台後半から150キロもたまに出てコントロールはアバウトです。
それでも1四球で済んだのはまとまったと言うよりは初見で各打者がまず目に付くストレートに手を出してくれたから、来季はそうはいかないでしょう。
球速のある左腕は魅力があり申し訳ないながら山本大との交換であれば坂本ならぬダメモト、そこは割り切っていけます。

ストレートを見せ球に

昨季までも多かったですがそこまででは、の被弾の多さは今季になってやたら打たれて本前真っ青、中継ぎとしては致命的です。
ストレートに的を絞られてそこに真っ向勝負の結果にも思えますがそうなればいかにそのストレートを殺さずに変化球を上手く使うか、半分以上を超えるストレートを活かすにはチェンジアップなどを多用したいですがメインはスライダーでそれはそれでそこそこ武器にはなっています。
とにかく打たれたストレートを、被弾はいずれもストレートでしたから来季は逆手にとって翻弄したい、バッテリーとしての課題です。
それこそ見せ球にするぐらいの配球でもよいのではないかと、あとは荒れるウィークポイントを内を攻めることで腰を引かせられれば何かが見えてくるでしょう。
移籍即の1回パーフェクトデビューからコロナ陽性での離脱まで僅かに5日間という不運はさておきとにかく出遅れないこと、目立っているうちが華です。

【オリオン村査定】 1400万円 → 1400万円 (±0%)

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