2022年通信簿 18 二木康太

18 二木康太 投手 27歳 年俸5500万円

【2022年成績】 9試合 2勝4敗0S 防御率4.18 47回1/3 48安打 6被本塁打 20与四球 3与死球 42奪三振 被打率.259

シーズン最後の最後に一軍デビューをした2015年を除けば、最低の登板数に終わった二木です。
防御率や被打率などは昨季とほぼ変わりませんが内容的にピリッとしない、見ていてモヤモヤ感が強くなってきた気がしてそれが必ずしも先発陣の台所事情が楽だったわけでもないのに声がかからなかった理由ではないかと、本前や佐藤奨の抜擢はあっても二木のそれはありませんでした。
高卒下位指名からの台頭の先駆けとなって7年、まだ来季に28歳ですのでこんなところで終わってもらっては困るのですが来季も同じような足踏みであればどうなるか、同い年で年俸も近く似たような軌跡を描いている砂田とのトレードを考えたりもする今日このごろです。

あっさりと

全くダメだったかと言えばそうでもなく今季初先発は7回5安打零封の白星スタートでしたし、ここ数年で一番だったようにも思える快投もありました。
しかし今季はその勝利が最後でその後は5回1/3が最長の不甲斐ない内容はベンチとファンの期待と信頼を裏切り、4回途中の8安打6失点で今季は終了です。
おそらくは腰だったのでしょうが開幕早々の離脱があり夏場にはコロナ陽性があるなど体調面で躓いたところはあったにせよ、カウントを悪くしても簡単には歩かせない二木の粘りはどこへやら、球界で一番に走者を出さない男と話題になった一昨年に比べて与四球が3倍以上にも増えたあっさりです。
力押しでねじ伏せるタイプではないだけにこれでは厳しい、いわゆる二木のピッチングができていません。

ストレートを磨く

それでいいのか、と落胆した主力扱いの秋季練習に参加していた二木は「あいつが来ます、18番。投げたいって言うんで、ほな来い、って感じで」とは吉井監督、宮崎にいる新監督にアピールする思惑もあるにせよ本人には当然に現状への危機感があるでしょう。
言動一致とはなりませんがストレートの重要さを常々口にしていますし、何も考えず惰性でやっているわけではありません。
そのストレートはなかなか思ったように目に見える数字が上がらず質へのこだわりは逃げにも映りますが、どうあれそれが走らないことで変化球も活きないという悪循環のままに攻めきれない挙げ句の四球にもなっていそう、諦めずにその根幹を磨き直すがよいように思えます。
それこそ種市と一緒に飛躍のきっかけにもなったドライブライン・ベースボールで見つめ直すのもありではないかと、来季はもう始まっています。

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